セーヌ河岸水没 | こざる生活 ~パリでも溺愛日記~

セーヌ河岸水没

土曜日のパリは暑そうな予報でしたけども、最高24度とかそんなもんで快適。

もちろん芝生の上はこんな感じ。

カップルならばすぐイチャコラするのがパリ。


私ももう、ヒートテックからエアリズムに衣替えよ。


ジャンさんがさあ。

この、機能性繊維を使いこなせへんのよ。

彼、非文明国の人なんで。

今日まであれこれジャパニーズテクノロジーの効いた服を買い与えてきてますねんけども、イマイチ分かってない。


ようやく昨冬、ジャンさん初めて自分から極暖ヒートテック買う言うて。

極寒の教会に行く服装に採用されましてん。


「アッタカイ!」言うて愛用してるの見て、文明開花やん〜と思ってた。


せやのになんで、24度になる日の日中のお出掛けに、ミズノのブレスサーモ着てんねん。

それは冬のランニング用に買うたった奴や。

更にキルティングジャケットまで羽織りやがって。



そもそもユニクロ以前から、山へ行く時用のウールの靴下を夏場でも履いてる人やった。

文明云々より、単に鈍い可能性がある。


ほんなら別にええねん。本人快適なら。

けど、甲斐が無い。ただそれだけ。




いつものお散歩道が水没しとるやん。

このところ、コンスタントに雨降ってるもんなあ。

ジャンさんが「こんなセーヌ川初めて」言うてたけど、鳥頭やからな。

私来た翌年は氾濫やてニュースなってたし、ちょいちょいある事や思うねんけど。

忘れてまうんやな。。。



この船、人が乗ってるけど多分居住用。

なんぼパリの一等地でも、こんな家、私絶対嫌やわ。

仮に何かの理由で住んでたとしても、こないなったら発狂や。

お出掛けするには白いこの脱出用小舟に乗って、ジャンさんが裸で岸まで押してくれなアカン奴やん。




パリにも吉兆あるけど、絶対ちゃう奴。

美味しい和食や日本酒がフランス人に認められてるニュースを聞く一方で、日本人視点では怪しさ満点やのに欧米人で賑わってる和食屋はあちこちにある。


体感では、本当に違いの分かってる人はまだ僅かかも知れん。

けど、少し経験積めば違いの分かってくる人はそこそこ見込めるんちゃうかなーと思う。

少なくとも一過性のブームとは違う気がするんで、フランス市場に進出検討中の日本企業様方には是非積極的に挑戦して頂いて、私の食環境を充実させてマジでお願い。