パリの病院、最速でアポ
クリスマス前に喉をやられて声が出なくなった件ですが。
その後正月くらいにはかなり復調、フランス語で言うところのサヴァミューで、3日にはオカンに電話もできて。
しかし、未だ咳が治らんですわ。
喉から微妙に気管支、肺辺りに移動した感じ。
すんごい痛いとかしんどいとかでは無いけども、微かに重苦しく痛い。
2週間以上続く咳はちょっと長過ぎやろ。
これは抗生物質を頂くべき案件や。
ジャンさん、病院予約して!
医者予約アプリDoctolibで10日後くらいのんが取れたと。
えぇ〜更にもう10日も放置すんのは、ちょっとアカン気がすんねんけど〜。
アプリにはゴネてねじ込む機能とか無いんで、ジャンさんが今日の朝イチで「直接医者行って予約してくる」と出掛けて、当日夜20時アポ取れた。
なんか、時代劇で見たことある
(ドンドンドン!)先生!うちのお父が!
言うて医者に駆け込んで来るアレみたいやん。
江戸時代?中世?ルネッサンス?←世界史疎い
まあ電話では伝わらん何かがフランス社会では大事なんかもな。知らんけど。
実際ジャンさんは今回だけじゃなくて、ここ一番は常に直談判で解決の糸口を掴むんよ。
電話じゃ埒が開かねぇ、それがジャンさん流フランス処世術やねん。
20時に医者に行って、抗生物質飲むのにちゃんと食べなアカンからってモノプリで買ったキッシュ。サーモンとほうれん草。
モノプリのお惣菜は大して美味しくないものも多いけどキッシュはまあまあ。
コンビニの無いパリで手に入る、遅い時間にちょっとお腹に入れるものって難題やん。
同じモノプリでもおにぎりに比べたらアリ寄りや。
医者は、これ以上遅くなる前に来て良かった言うてた。
日本には適切なタイミングで医者に掛かるセンスを培う環境があるねん。
そうやってちゃんと医者行くから、過去の経験が参照点になって素人なりの判断力も多少身に付くやん。
もちろん過信はアカンのは大前提やけども、それも込みで医者行く訳やん。
フランスにおったら「なんか医者に行きそびれてるうちに治ったかも?」みたいな経験ばっか積んでくから、ここ一番で死にかけそう。
実際私が咳してようが、ジャンさんから「それは病院行った方が良くない?」とか言う事はあらへんもんな。