こんにちは~

地球です

 

今回は保護猫を迎えるにあたって

なんでケージは必要なの?

について、書いていきます

 

結論から申し上げますと

 

ケージは「保護猫にとって最初の安全なお部屋」として使うため

ケージの使用を必須にしています

(ずっとケージに入れておいて飼う。ということではありません)

 

人間にとっては、ケージは場所も取るし、インテリアとしては残念感がすごいかもしれませんが

猫にとって「知らない場所に来て、まず最初に落ち着ける狭い場所」として、

ケージは、猫にも、世話する人間にも非常に有用です

 

だいたいの保護猫は、とてもこわがりです

どこにいってもいきなり警戒心なく動き回れるような猫もまれにいますが

赤ちゃんの頃に保護された猫や、飼い主が飼えなくなってしまった猫がほとんどです

警戒心のない猫は保護される前に命を落とす可能性が高い=警戒心のある猫しか生き残れない

そんな危険な場所から保護されてくることが多いのが「保護猫」です

大げさに聞こえるかと思いますが

野良猫は「油断したら取って食われる」環境で生きてきた経験があるのです

まずは猫の性質の方に合わせて、ゆっくり見守ってほしいのです

 

ケージを使いたくない方は

「檻に入れるのがかわいそう」

「今まで飼ってきてケージが必要なことなどなかった」

と、経験もあり、そうお考えの方が殆どだと思います

 

でも実際に「保護猫を迎える」にあたっては、

猫をいきなり知らない場所に放すほうがかわいそうであったりするので

ケージは必要になります

 

怖がってる猫にとっては知らない広いお部屋は

人間に例えれば・・・

サメのいるかもしれない海域に生身ダイビング

だと思います・・・

サメ観察用の人間が入る檻がないと絶対ムリ・・・って思いませんか?

 

そう考えれば・・・

実際起きたとしてよく聞く事例、

ケージがかわいそうと思って、猫は怖がっていたけど譲渡後にすぐ部屋に出してあげたら

 

押し入れに逃げ込み、押し入れに立てこもり、出てこないままはや一ヶ月・・・とか

人間が寝ている間しか出てこず、姿も見れぬまま数カ月・・・とか

パニックになり、網戸の隙間から外へ飛び出し、もうもどらない・・・とか

あって当然だと思えると思います

 

それでも、人間は危害は加えないんだし「逃げられない檻」に入れとくより自由にさせてあげたほうがいいのでは?

とお考えの方もいるかと思います

 

お家の中に、猫がいて

人間がいる間には姿を見せずに、いない間にご飯とトイレを済ませて、そのお世話だけする

という生活でもいい!というのであれば・・・

「お家の子として安心してすごしてもらいたい」と願って譲渡している保護施設としては

家の中でノラネコと暮らす的なその状態は、願いとは別物になってしまいます

 

知らない場所(新しいお家)に、置いて行かれた猫が

「サメ観察用の檻」に入ってるうちに
家族になった人たちに、ゆっくりと根気よく接してもらって

「あれ?このニンゲン襲ってこないな」とか

「さわられても、痛いとか無かった!」とか

「取って食うつもりないみたい」とか

「撫でられると、いいきもち・・・」とか

「おいしいおやつくれる・・・ってことはお母さん?」

って覚えて行ってもらって、

いつしか、

甘えて来たり、そばで寝ているようになって・・・

だんだんと本当の家族になっていってほしいのです

自由にして猫が隠れてしまったら、接する機会はなくなり、

慣れる特訓がなにもできないまま月日だけが過ぎて行って、

猫も隠れて警戒して過ごすつらい期間が長くなってしまいます

 

サメがいるかもしれない・・・と思いながら泳ぐのと

ここの海域にはサメいない!って思えてから泳ぐのと

どっちがストレスないと思いますか?

ケージを上手に利用したほうが、

隠れて逃げ回るというストレスが減り

人間と接触する機会を増やすことができるので

結果的に、新しいお家に早く慣れる事例が殆どなので

猫が安全に早くおうちのこになって安心して暮らせるために

ケージを必ず用意していただくことにしています

 

慣れるのにケージが必要な期間は

まさに千差万別です

唯一無二のその猫にとって

慣れていく方法も、その期間も

その猫の様子を見ながら、気長にお願いしたいです

 

あと、

慣れたらもうケージは要らない・・・?

とお考えの方も多いです

ですが・・・

これも結論から申し上げますと

ずっと使っていた方が、震災や工事の時に安心すぎるので片付けられない。です

 

私はケージは2台設置したままずっと過ごしております

大型3段は必要によって模様替え(猫増えるとき…)で移動しつつも

11年くらい使っています(耐用年数大丈夫かな…)

ミニ3段も新しく猫を迎えるために買った5年前くらいから、同様に設置したままです

とくに、ミニ3段の使用者が、地震の時に自主的に高速でケージに戻ったので、安心すぎました。

日頃から、上部や側面に布をかけて、扉は開けているので

隠れられるキャットタワー的な感じになっています

 

折り畳み式で普段しまって置けるものでも、手元にすぐあるとないとでは緊急時には雲泥の差ですし

さらに、猫は新しいものを警戒しがちなので

組み立てた(いつもなかった)ものより、ずっと置いていたものの方が

緊急にでも落ち着いて入っていてくれることが多いようです

 

災害用の準備として、フードやトイレ用品のストック・キャリー等と共に、ケージも持っていてほしいのです

 

 

地球箱地球でした

にゃん福゜では、ケージのご用意を、譲渡にあたって必須でお願いしております

保護猫を迎えるにあたって、ケージの利用が有効であると納得していただきたいのです

ケージを利用するメリットについて書かれている動物病院の記事や

慣れてない猫を迎えた実体験を書かれている方も多いので

猫 ケージ 必要 とかで検索して色々な記事を読んでみていただけたらと思います

 

 
 
 

 

 

 
 

 

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