エシャ愛子です。
私は１５年、セックスレスでした。
息子を妊娠したのが２９歳の時
それ以来、夫は私に触れなくなって
「私はまだ３０歳なのに、女として終わってしまったんだ」
と思いました。
どうしたらいいのかわからなかった。
母親になってしまったから？
所帯じみて、魅力がなくなったから？
何か変なこと言ってしまっていたのかな？
他に好きな人が出来た？
私のどこが悪いんだろう？
どこを直せばいいんだろう？
いつの間にか、嫌われてしまったのかな？
触れたくもないなんて、相当だよね？
「悲しい」
「恥ずかしい」
「情けない」
「惨めだ」
頭の中で
そんな言葉がぐるぐるしていました。
カウンセリングも受けました。
有名なコーチのセッションも受けました。
「愛される妻になる講座」とか
「セックスレス解消講座」なんかも受けました。
心理学講座、カウンセラー養成講座など
全部合わせたら、言えないくらいの金額でした。
だけど夫は海外に居て
たまに帰ってきても夫実家に行ったりして
実家に行かない日は
土曜日に返ってきて日曜日に飛行機に乗るみたいな感じで
明らかに、避けられている
と感じていました。
講座で教えられたような
テクニック的なことは出来なかった。
チャンスもなかったし
恥ずかしかったし
余計嫌われるような気がして。
何年もかけて
大金を払って
色々なセッションを受けて
突破口になったと感じたのは
たった２つでした。
一つはアナンド・チャラムさんのファミリーコンステレーション。
セッションを受けている間中
泣いて泣いて泣きまくって
放心状態で帰り
眠りについた翌朝。
私の頭の中から
「言葉」が消えていました。
いつものように
自分を責める言葉を思い浮かべてみようとしても
言葉が出て来ませんでした。
全くの静寂で
全くの空っぽでした。
マインドの支配から
この時、抜けられていたのでしょう。
セッションの中で出てきた
「疲れた」という言葉を思い出して
「疲れた」「疲れた」「疲れた」
とつぶやきながら
またハラハラと泣きました。
「疲れた」は
私を責める言葉ではなく
私の本音でした。
このセッションを受ける前だったか
受けた後だったか
記憶は定かではないのですが
ある日
「惨めだ」と感じている私はいるけれど
私は「惨めな女」ではない。
と、ふと思ったことがありました。
「私の思考」と「実際の私」は別なんだと思いました。
私の思考（マインド）が
「私は惨めな女だ」と思い込んでいれば
私は惨めな女になるし
私のマインドが
「私だって磨けば光るんじゃない？」と思えば
少しずつ、自分磨きをしてみたくもなるものです。
私のマインドが
「私なんて野暮ったくて魅力ないし」と思い込んでいたら
野暮ったくて魅力のない人のままで一生を終えるかもしれない。
だけど私のマインドが
「私だってもっと綺麗になる可能性はあるんじゃない？」と思えば
髪も肌も、お手入れしたくもなるもんです。
そして
私のマインドが
「私なんて口下手だし
動作はのろいし
頭の回転も悪いし
面白いこと言えないし
なんかダサい気がするし
全然素敵じゃない」
と考えていたって
他の人から
「そのおっとりしたところがいいよね」
「安心感がある」
「優しいから好き」
「癒される」
「ちゃんとしてる」
「仕事が綺麗」
「キラキラしてる」
「愛ちゃんは菩薩」
「愛ちゃんは四万十川！（清らかという意味にとっていいですかねｗ)」
という言葉をいただいたりする。
なんて私のマインドはポンコツなんだｗ
そう
マインドはポンコツなのです。
そんなポンコツに支配されたり
振り回されるなんて
バカみたいなのです。
だけど死ぬまで一緒にいる
この愛すべきマインドと
上手に付き合っていったらいいのです。
LOVE
EshaAiko
「あいこはヅラをてにいれた！」
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