4月14日 火曜日 快晴 強風
近所の内科クリニック月一定期通院日。
手持ちの薬の在庫確認、ダイニングテーブルに広げてみる↓
甲状腺ホルモン剤2種類(T3・T4)・カルシウム拮抗薬・αβブロッカー・ニトロペン(ニトロ)・ミオコールスプレー(ニトロ)・フランドルテープ(ニトロ)・ストロングスタチン・過敏性腸症候群の特効薬・サルタノールインヘラー・ネオキシテープ
うーん… 壮観……
つらつら眺めるに、私って立派な病人⁉️
主治医に渡す1ヶ月間の症状リポートも作成。
朝イチ受診はやめて、午前の部受付終了15分前に駆け込み。
☆☆☆ クリニック受診 ☆☆☆
受付で体温計を渡され、36.6℃
☆ 問診 ☆
主治医、リポートに目を通す。
私「狭心症発作無し無し連勝記録にストップが掛りました!
でも、ミオコール1pushで発作を解除出来たので、心臓は大した問題ではありません。
それより、急激な腹痛&下痢を何とかして下さい!
そこにも記した通り、三浦半島低山トレッキング帰りの京急バス・都営地下鉄で困りました!!」
主治医「イリボー、使ってもダメだったの⁉️」
私「はい。追加追加で3錠服用しても、効果無し。
仕事中は無問題、コンビニの多い都内も無問題ですが、山とか山の帰りとか、自宅で就寝中の真夜中」
主治医「過敏性腸症候群、他に出せる薬は無い。アタマとお腹は直結しているので、野外でトイレのことばかり考えてそういう体質になっているのでしょう」
私「今は自粛中だけれど、夏のアウトドアシーズンに困ります! 下痢が心配で山にも行けません…」
主治医「夏? 山⁉️ 無理無理、未だ終息していないと思われます。stay home!」
私「えぇ〜っ⁉️ 夏までに終息無理? 今でも運動不足でストレスMAXなのに、酷すぎる〜!」
主治医「ルームランナー買っておうちで走ったら?」
私「ルームランナー⁉️ 粗大ゴミになりそう…」
不毛な会話………
☆ 聴診 ☆
心ここに在らず、な感じ。 先生、コロナ疲れ?
☆ 血圧シュポシュポ ☆
上120いくつ、優等生v
☆ 薬と通院間隔の相談 ☆
60日分処方OK!
「心臓のことがあるので毎月来て」だったのに。
ならば、ダメ元で90日分処方をぶつければ…?
60日分処方の条件として、起床時血圧・体温測定を欠かさぬよう約束させられました。
□□□ 薬局にて □□□
今回処方がイレギュラーなので、在庫について聞かれました。
◆ 甲状腺ホルモン剤談義に花が咲く ◆
薬剤師「チロナミン使って、いかがですか?」
私「暑さ寒さも彼岸まで以降、午後の分を服用しなくても快適な日が増えてきました♡ 気温の乱高下が激しいので、寒い日&低気圧接近の日は午後〜夕方に掛けて服用していますが」
薬剤師「気温や気圧の影響を敏感に感じますか?」
私「お天気屋と言うか、局地予報出来る時も…」
薬剤師「チラーヂンだけでは怠いことも?」
私「はい。午後、環七で信号無視を3回やらかしてしまい、何事も無かったけれど運が良かっただけ。それで先生に泣きついて、T3併用になりました」
薬剤師「チロナミン併用してからは?」
私「基本、快適です♡ 運転中にボォ〜っとすることも無くなりました。 甲状腺ホルモンの分泌が季節変動しているような自覚が有るので、お彼岸を境にその日の天気・体調で午後の分を調整しています」
薬剤師「素晴らしい♡ あなたのようにしっかり理解して自覚症状で使いこなすのが、理にかなっています」
薬剤師「例えば、TSH基準に判断しても体重50kgと100kgで同じ必要量ではおかしい」
私「ですよね〜 犬なんて、大型犬・中型犬・小型犬で処方量が異なるのに」
薬剤師「そうです! 人間でも、腎臓の能力も異なるのでT4→T3の変換能力も異なる筈なのに、チラーヂン一択。 チラーヂンはあくまでも前駆体(プレホルモン)、実行型ホルモンはT3ですから」
私「専門医ほどチラーヂン一択ですよね。でも、それではQOLが上がらず、チラーヂン増やしても怠い・何処か具合が悪いと言う友人がいて、私はかなり責められたことが有ります…」
薬剤師「専門医がチラーヂンのみ処方なのは、怖いから!です。 チロナミンは使い方が難しい。あなたのように理解して日々の体調・天候に合わせてカスタマイズ出来れば良いけれど…」
薬剤師「年2回の採血ではなく毎月調べて最適値を見つけることが出来れば良いのですが、そうもいかないし… 日本は四季が有るので、最低でも年4回調べれば実態に近づくかもしれませんが」
私「四季で思うのですが、例えばハワイ在住とか、日本でも北海道と沖縄、太平洋側と日本海側では、同じヒトでも甲状腺ホルモン補充量は変わるのでしょうか?」
薬剤師「体感的には変わると思います。 採血結果と体感は必ずしも一致するとは限りません」
薬剤師「最適値は個々人で異なります。基準値も、あくまでも統計処理された基準に基づくだけで」
私「標準偏差のグラフ? 両端はカット⁉️」
薬剤師「その通り。人間は機械では無いので、基準値からはみ出してしまう方もおられると思います」
薬剤師「先生には患者さんの体感は分かりません。少しでも毎日を快適に過ごすには、自分の感覚が全て!他人に任せっきりでは症状改善に限界が有ります」
◆ 薬剤師さんの言わんとすること ◆
プレホルモンのチラーヂンだけではQOLが上がらず、毎日怠くて人生を楽しめないのは勿体ない!
でも、専門医は「怖いので」T3処方はしない。
患者本人が甲状腺ホルモンについて理解し、自分自身の感覚を頼りに季節変動も考慮してT3を使いこなすことができれば、快適な毎日となる。
最後に、「理想的な使い方です、自信持って♡」と褒められましたv
甲状腺ホルモン。
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生物は海から生まれ、進化して……
運動不足で空腹感ゼロ、蕎麦&舞茸天は明日回し。