May Day   日曜日   晴

昨日は、初孫の初節句祝い。
ブログアップは後日f^_^;)


驚きの、狭心症ネタを二つ!
ヤブ医者に掛かると、怖いよ…    です…


☆ 一つ目 ☆
我が心疾患についてメールで問い合わせしてきた妹との、土曜日のメールやりとり。

因みに、妹は隣の区在住ですが、
コミュニケーションは時々ケータイメールでやりとり程度。
彼女はフルタイムで働いていて、多忙なので…

妹「1ヶ月~2ヶ月に一度、○○病院の循環器内科に通院中。
会社の健診で毎度引っかかるので、経過観察中。
5月は、心エコー予約済み。
○○病院からは、『ふるふるの狭心症』と言われている。大したことは無い。
以前はカルシウム拮抗を飲んでいたけれど、
ここ2年ほどは薬は処方されていない」


私「狭心症⁉︎   ニトロは持たされていないの?
『ふるふるの狭心症』って、何⁉︎

狭心症は、大きく分けて2種類。
『労作性狭心症』と『冠攣縮性狭心症』。
『労作性狭心症』は、動脈硬化原因。
『冠攣縮性狭心症』は、『安静時狭心症』『異型狭心症』とも呼ばれる。

あとは、狭心症が悪化した『不安定狭心症』。

私が最も恐れているのは、『不安定狭心症』。
標高2000m以上の山登りは、絶対禁忌!
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こんなお楽しみが出来なくなるから(ーー;)

私の場合、先日の『心臓造影剤CT』で、
『労作性狭心症』無し、『冠攣縮性狭心症』有り、
の再確認されていて、動脈硬化の無い綺麗な冠動脈、とのこと。
だから、今のところ『不安定狭心症』の心配無し(^-^)/」

なので、今年も行くぞ、北アルプス(^◇^)


私「心エコーだけではなく、心臓造影剤CTはやりましたか?
解像度の良い装置なら、冠動脈の状態がビジュアルにわかる」

私「心臓造影剤CTで問題無いにもかかわらず胸痛発作が起きるなら、
『鑑別診断』目的で発作時にニトロ使用。
もし、胸痛発作にニトロが効けば、
『確定診断』目的で『アセチルコリン負荷試験』。
一泊入院でのカテーテル検査。
アセチルコリン負荷試験で狭心症発作が誘発されれば、
自覚症状・心電図・画像の一致で、『冠攣縮性狭心症』確定!

予防薬として、カルシウム拮抗剤を就寝前に服用、
レスキュー用に、ニトロペン常時携帯」

私「次回通院の時、何という狭心症なのかを聞くこと。
『ふるふるの狭心症』なんて、聞いたこと無いから!」

妹「ありがとう。
自分でも『?』なので、次回確認してみる」


妹の定期通院している○○病院、
最新設備を導入して循環器内科に力を入れています。


私が『カテーテルアブレーション』と『アセチルコリン負荷試験』を受けたハートセンターは、
重症患者や緊急な患者の受け入れに追われていて、
何処でも出来そうな患者の受け入れには、消極的。


実際、先日の私の心臓造影剤CT検査も、
「ハートセンターは、重症患者優先だから」のクリニック主治医の判断で、
人間ドック設備を持っている近くの診療所での紹介検査でした。


私の友だちは、私と同じクリニックに通院していますが、
動悸を訴えて心電図検査した時、
「単に脈が速いだけで、病気では有りません」と言われたにもかかわらず、
友だちは「ねこたりん♪さんと同じくハートセンターに送って下さい!」

そこで主治医が取った策は、妹の通院先と同じ○○病院。

紹介状に心電図コピーを付けるので、
多忙なハートセンターに送ると、主治医自身がバカにされる?

○○病院は、検査ウエルカム!なので、何でも引き受けてくれる?ようですf^_^;)

だって、高額な投資をしているから、設備の稼働率と、
ホームページに載せる検査実績を上げたいだろうし…

友だち曰く、「○○病院で造影剤CTやって、何とも無かった!」

それ以来、「動悸」はピタリと消えたそうですf^_^;)


☆ その2 ☆
先週木曜日、咳が止まらずクリニックに駆け込んだ私、
ステロイド点滴終えて処置室からは出たら、
ご近所さんご夫婦が、ハートセンター宛の心電図コピー付き紹介状を持たされて、
クリニックが手配したタクシーの到着を待合室で待っていました。


土曜日。
ハートセンター方面に行くバス停でご近所さんの旦那さんを見かけたので挨拶したところ、
木曜日にクリニックからハートセンターに送られ、
そのまま入院、狭心症のカテーテル手術を当日済ませ、これから退院、と。

ご近所旦那さん、「クリニックの先生に、
直ぐにハートセンターに行って下さい!
紹介状書きます。放置したら、死にますよ!
と言われて困惑していたら、タクシーを手配されてしまった。

ハートセンターには電話で話がついていたのか?
直ぐに診てもらい、その場で入院・当日カテーテル手術。
本当に、助かりました…」

私、「良かったですね♪
私も狭心症で、常にニトロペンダントを身に付けています。
ハートセンターで、カテーテル検査受けて。
お大事に…」


日曜日。
ご近所さん本人、突然来宅。

ご近所さん本人、「ハートセンターの先生から、ニトロペンを何か入れ物に入れで携行するよう言われ、
財布に入れているけれど、専用のペンダントが欲しい。
何処で購入されたのですか?」

私のペンダントを開けて見せて、
首から掛けて長さをチェックして貰い、
私の商品のウエブサイトをプリントアウトして差し上げました。

一言、「財布は、ダメ!  硬貨に押されて粉々になったことが有りますから…」と、私。
 

因みに、カテーテル手術は、手首から入れて風船治療。所用時間30分!(◎_◎;)


ご近所さん、何と!
10年も近所の医院に血圧管理で通院していて、
時々胸痛発作が出るようになり、
腕~指先まで痺れるので症状を訴えても、
「加齢です! 血圧が不安定なのも、胸の痛みも、腕~指先の痺れも、トシのせい!」
で済まされ、心電図検査もせず、10年も…

医者を変えたかったけれど、
孫を連れて行くことも有るのでバイバイ出来ずにズルズルと…

木曜日未明、就寝中に大発作が起きて、
救急車は恥ずかしいからと我慢して、
掛かり付けの医院は休診日なので、
初めてのクリニックに駆け込んだら、
診察と心電図検査でハートセンター送り!

医院が休診日でラッキーでした、と。


孫が嫌われないよう? 疑問を抱きながらも10年も通院…

呑気と言うか、何と言うか…


それにしても、患者の訴えに耳を貸さず、
心電図検査もせず、
「加齢です!」で、10年も同じ血圧の薬を出すだけの医者って…(ーー;)


あぁ、怖い怖い…   な、お話でした。