
昨晩、室内楽コンサートを聴いてきました
東京芸大音楽学部教授兼東京芸大音楽学部長 澤和樹先生と、
そのご家族+1の奏でる室内楽。
以前在籍していた区民オケの仲間からのお誘いで、ノコノコと
澤先生は区民オケの音楽監督もされていて、
世界のコバケン(小林研一郎)をオケの定演の指揮に呼んで来たり、
アマチュアの分際には余りある恩恵を受けていました
区民オケは・・・
我が母が拡張型心筋症で他界したのを機に、私は退団。
両親+私で営んでいた家業を、私一人でせざるを得なくなって。
母が亡くなってから、今年で10年です。

CDを購入して、澤先生ご夫妻のサインを戴きました。
CDは、シューベルト・シューマン・ブラームスのデュオ
私の好みではないけれど、せっかくなので
私が好きなのは、バロック
そして・・・ バレエ音楽
区民オケ時代、マーラーだのブルックナーだのやりたがる仲間に、
「ジゼルなんてどぉ」と飲み会の席で言ったら、
「踊りが無いと面白くない」で、却下
“白鳥湖”“くるみ割り”は抜粋で演奏したけれど、
バレエで有名な場面(オディールの32回転とか)は入っていない
喘息持ちの私、オケピットでは埃に悩まされたけど、楽しかった
一度で良いから演奏したかったのは、“アルプス交響曲”。
リヒャルトシュトラウスの曲のイメージに釣られて、
アイガー山麓でスキーをしてからインスブルックに移動し、
“アルプス交響曲”の舞台、バイエルンアルプスを見に。
結局、列車の都合で一つ手前の駅ミッテンヴァルトで下車して、
弦楽器博物館を見学したり、ヴァイオリン工房を覗いたり
独身時代最後の、バックパック担いでの一人旅。
夏に、3度目の剣岳長次郎ルートを会社の友人と二人で登り、
命の危険を感じて 「山登りはやめた
」と宣言。
ならせめて、バイエルンアルプスでも見に行こうと、
バックパックにスキー靴を突っ込んで。
オケも室内楽も、足を洗ったけれど、
アルプス交響曲だけは、機会が有ればやってみたかった・・・
室内楽は、「カルテット」が一番面白かった。
特に、初めてのメンバーと組む「初見大会」というお遊び
クライミング気分を、命の危険無く味わえたので
(初見大会で落ちると、恥かくけれど、命は取られないものね)
