8月2日(土)快晴。
やっと・・・槍ヶ岳山荘に到着! ここから山頂まで片道30分♪
すでに登頂を終えている方々が、山荘前テラスで乾杯中
出来あがっている女性から声をかけられ振り返ると、
前日槍沢ロッヂで同室の方。
曰く、「同室の女性が高山病で震えているので、様子を見てきて欲しい。
布団を掛けてあげたけれど、過呼吸で苦しそうなので、
併設の慈恵医大山岳診療所のお世話になるべきか、受付に伝えて有る」
宿泊受付(1泊二食付9500円)を済ませ、狭い二段ベッドの部屋へ。
私は上、高山病患者さんは下。
マラソンをなさる方で、双六方面から弾丸縦走して来た、とのこと。
裏銀座縦走路
仕事を終えてから夜通し運転し、単独弾丸縦走開始
スレンダーな女性で、病気したこともなく、体力には自身有ったのに、
今回高山病になるなんて と、嘆いていました。
頭痛を訴えるので、持参していた“イブ”を二錠、プレゼントしました。
結局、慈恵の診療所のお世話にならずに回復されて良かったです。
山岳診療所は健保が使えないし。。。
高山病・・・
私は、途中空気の薄さは感じたものの、頭痛・吐き気・寒さは無し
予防の為の水分補給は小まめにしていたし、鎮痛剤は持参しているし、
心臓を休ませるαβブロッカー“アーチスト”が、イイ仕事してますね~
受付でヘルメットのレンタル。 一回500円也。
槍ヶ岳は北アルプスヘルメット推奨エリア。
人口密度高い+浮き石有り⇒ヘルメット推奨
☆☆☆ 槍の穂へ ☆☆☆
外で酒盛りしていた方々から激励を受けて、「行ってまいりま~っす」
折しも、○○旅行のツアー客が出発前の点検していて、
ガイド2名はロープ(ザイルでは無くて、8mmの細引き)を、
ツアー客は各自細引きにカラビナを通してジャラジャラ言わせて・・・
団体客が取り付かないうちにスタートしないと、大渋滞に嵌るので、)
酒盛り場(笑)から50m程先の取り付き点まで走る
息が・・・切れました・・・・・
最初の岩場を越えて裏側に回ったところで、靴ひもを結び直す。
岩場・鎖場・梯子・・・ 楽しい
クライミンググローブを嵌めた指先が岩に触れると、喜びで一杯に
有吉京子さんのバレエマンガ“白鳥の祈り”に、
そんなシーン(バレエだけど・・・)が有ったなぁ、って実感
快適に登って行くと、団体渋滞に遭遇
ガイドリーダー
に、「今降りているんだから、終わるまで待機
」と
言われ(凄まれ)、安全な場所で気長に待つ。
基本的に一方通行ですが、所々相互通行箇所が有って、渋滞の元。
槍の穂は、標準コースタイムで30分・30分。
でも・・・渋滞に嵌るとかなり待たされるようです
身軽な小学生がスルスル登るのに、泣いて動けなくなる方もいるので
待っている間、槍ヶ岳山荘前の酒盛り場に向かって手を振ったり、
景色を眺めたり
ルートは、ルンゼ状有りスラブ状有り、飽きることは有りません。
酒盛り場(笑)から、仲良くなった方々が私の写真を撮ってくれています。
槍の穂先に限らず、岩場は下りの方が難しい。
程良い足場の見当たらない時には、
しっかり下を確認して三点指示はkeepして、大股開きなぞ。
岩だの沢だのに嵌っていた二十代の頃は、身体が硬くてダメでしたが、
58歳の現在、相変わらず硬いし180°開脚は出来ないけれど、
30年前よりは、身体が楽にスムーズに動きます
そして ヤバい箇所ほど、丁寧にゆっくりと手足を伸ばして優雅に
脳内BGMは、コレ↓ 後半部分が大好き
槍ヶ岳は、コレ
英国ロイヤル バレエ団「ドンキホーテ 第3幕 アダージオ」より。
https://www.youtube.com/watch?v=6MeEzF8DAbw&feature=player_embedded#t=271
取り付き点に戻りました
下で見ててくれたおぢさまが、おごって下さいました。 ご馳走さま
~その3 氷河公園へ に、続きます~
☆☆☆ 明日の“清里フィールドバレエ”でご一緒の皆さまへ ☆☆☆
各自MYカップをご持参下さいませ。 入笠山でお茶する為です
集合場所は、清里ハイランドスキー場ナチュラルビュッフェ前。
集合時刻は、後ほどこのブログでご連絡させていただきます。