蒸し暑い一日でした。
夕方、ルネサンスに行こうかと思ったものの、“パンパシ水泳”TV観戦
星奈津美選手、メドレーリレーでバタフライの大役を果たしました
バセドウと戦いながらロンドン五輪銅メダル、そして今回個人銀メダル
未だ、表参道の甲状腺総本山に通院されているのでしょうか
200mバタフライ、星選手はスタイルワンだけれど、普通は拷問種目。
バセドウの動悸は治まっているのかしら 並みの人間では有りませぬ。
さて・・・今日が我が“カテーテルアブレーション手術”一周年記念日
ハートセンターでトレッドミル検査 を受け、
カテアブを説得されたのが始まり。
「コレで、あなたもエベレスト」
5月31日の発作時の心電図が証拠物件となり、カテアブ決め手の一言。
三浦雄一郎さんは、最後の手術が昨年1月、エベレスト登頂が5月下旬。
ハートセンターのカテアブ担当ドクターは、「三浦さんは5回受けたよ」と
言っておられましたが、4回のようです
すると、「ご主人にも説明したいので、呼んで貰えますか」と言われ、
テニススクールにいたダンナを呼び出し、その間、小冊子で予習・復習
ダンナと二人で、再度説明を聞く。丁寧な説明・質疑応答で1時間
私の即決に、ダンナがオドオドしていましたが、手術受けるのは私だし、
「三浦雄一郎」の連呼に、決心がつきました
さらに 私の“発作性上室性頻拍”の場合には、通常2泊3日ですが、
トレッドミル検査での体力&イケイケな性格を見込まれて
1泊2日、土曜朝8時チェックイン⇒9時手術スタート⇒日曜10時退院
ドクター、ハイスコア(最短記録)を作りたかったのかも
そこへ、おりよくイケイケミーハーな魚が、三浦雄一郎ネタに食いついた
と言うワケで、ドクター・私の思惑が一致。保険会社も吃驚の2日間に
~カテーテルアブレーション費用~
150万円~200万円。 私の場合は、大部屋(3人)で156万円少々
健保に「高額療養費限度額申請」したので、10万円でお釣りが来ました。
いつも何度でも(千と千尋の神隠し)
←手術中に流れていた曲
後遺症として、半年以上このメロディーがアタマから消えませんでした
現在、「まったりクロール」で流す時、マスターズ水泳レッスンアップ時の、
脳内BGMとなっています
~不整脈の正式名称~
発作性上室性頻拍の中で、“房室結節回帰性頻拍”(リエントリー型)。
先天性(稀に、後天性も)の、解剖学的な伝導障害とのこと。
アブレーションは成功しましたが、終盤の人工不整脈誘発テストで、
房室結節隣接部分の焼灼はリスクが大きい(ペースメーカー植込み)為、
手を付けないとのことで、結果、“心房性期外収縮”が残り、
3ヶ月後のホルター心電図検査では、“心室性期外収縮”も有りましたが、
「特に悪さはしない」ので、放置となりました
今日、無事に一周年を迎えることができました。
後は・・・カルデナリン(αブロッカー)は続けるとして、
インデラル(βブロッカー)をどうするかについて、水曜日に相談です
ハートセンターは離れているので、処方されている近所のクリニックで。
長々でした。
コレをお読みの方の中に、「もしや自分も・・・」という方がおられるかも。
“心房細動”と違い、私の不整脈は発作の無い時に心電図をとっても
何も現れません。 なので、健康診断では引っ掛かりませんでした。
そして、放置していても、度重なると“うっ血性心不全”になるだけで、
「突然死」には繋がらないそうです。
βブロッカー(インデラルなど)で予防は出来ますが、根治ならカテアブ。
特に、職業ドライバー・営業で日常的に運転をするヒトにはお勧め、とか。
私は、何年も前から時々発作に苦しめられておりましたが、
面倒で医者に行かない=現場証拠(発作時の心電図)をとっていない為、
ひたすら耐えて発作の治まるのを待つ、そんな生活でした。
私自身、普段の心拍数は(インデラル無しで)60~72bpm
ちなみに、どんなに脈が速くて苦しくても、“洞性頻脈”は適用外。
~余談~
二歳違いの妹がおりますが、カテアブ手術のことは、後で話しました。
と言うのも、父が“心臓弁膜症”母が“拡張型心筋症”で他界していて、
妹も若い頃から心臓発作で倒れて転職したり色々有り、
現在は会社の健診で引っ掛かって、定期的に循環器内科通院中。
妹曰く、「ルネで水泳やっていて四泳法出来るようになったので、
マスターズ登録しようとした矢先に外出先で発作を起こしてしまい、
ドクターに『マスターズ死ぬよ
』と言われ、競泳は諦め・・・・・
辰巳(国際総合水泳場)で2コメ(200m個人メドレー)に出たかった」。
なので・・・水泳経験1年の私が、アブレーション手術してマスターズ大会を
楽しんでいる、なんて聞いたら、何と思うか・・・タイムも遅いのに・・・・・
と言うワケで、私たちの間では「心臓」「マスターズ水泳」は禁句です