いよいよ手術、その前に、事前準備が少々。
24日(土)9:00スタートに向けて、慌ただしく準備が始まりました。
手術衣に着替えてから「丁字帯」(褌のようなもの)を付けてベッドで待機。
白い弾性ストッキング(膝上まで有るハイソックス)を履く。
いわゆる「エコノミー症候群」防止の為。
「退院後は、美容ソックスとして脚の浮腫み防止に使ってね」とのこと。
おしっこの管を入れて貰ってから、左腕の血管確保。
手術中に、点滴で人工不整脈発作用の薬を入れる、とのこと。
剃毛に関しては、自分で無駄毛処理しておいたのでOKでした。
全ての準備が終わってから、ベッド上で心電図と酸素飽和度を調べる。
酸素飽和度:99%。 ベストスコア、褒められました(^^)v
手術着の上に白衣をはおった女性が現れ、
「担当させていただきますAです」と挨拶されたので、
(麻酔はしないハズだけれど)「麻酔科の先生ですか?」と聞くと、
「看護師(オペ室・カテ室付きの)です」とのこと。
隣のベッドでも9時入室に向けて、狭心症のカテーテル検査の方の
準備が進められいていましたが、私の方が時間が遅れ気味のような。
狭心症の方は検査時間1時間以内の為尿管も入れないので、
私に比べて準備が比較的楽だったようです。
「準備OK」の連絡が入り、カテ室付きの看護師さんに連れられて地下へ。
扉が開くと、7人ほどの男女が廊下で「よろしくお願いします」と御出迎え。
旅館、じゃぁなかった、まるで医療ドラマです。
オペ室の隣にカテ室が有り、カテ室は中で2部屋に分かれていました。
~手術台に昇る~
カテ室内は機械装置だらけで、かなり寒い。
踏み台を慎重に上がって、台に仰向けに寝ます。
頭の位置を決めるのに、数回身体を動かしました。
ここからが驚きの連続(@_@;) 若いコだとビビるかも・・・
台の両側から数人の男女の手が伸びて、バスタオルを胸にかけられて
手術衣を脱がされ、心電図だの背中には対極板だのを装着され、
指には酸素飽和度のクリップ、腕には自動血圧計も付けられ、
挙句の果てには「丁字帯」も外されてしまいました(*_*)
全ての準備が終了してから、バスタオル?毛布?が掛けられ、
頭にもシャワーキャップみたいなのが被され、目隠し布が垂らされ、
アブレーション手術担当の循環器内科の先生が登場!
「おはようございます。よろしくお願いします」の声で、わかりました。
機械装置のブンブンいう音に混じり、かすかにジブリの曲が聞こえます。
『千と千尋の神隠し』から始まる、ジブリメドレー♪
カテ室付きの看護師さん(Aさん)に、「ジブリ、どなたのご趣味ですか?」
と尋ねると、「先生と私かな♪」
「失礼しますね」の先生の声が聞こえ、首・右足付け根の順に電線侵入。
目隠し布の間から、黒い電線が首に入って行くのが見えました(@_@;)
Aさんが、「首から心臓に(電線が)到達しましたよ」と教えてくれました。
麻酔は、カテーテルを入れる場所(首と足の付け根)に、歯科麻酔程度の
効き目の注射を打つのみで、安定剤も使わず意識は明瞭^_^;
右足の付け根に電線を入れる時が一番痛かった(>_<)
思わず、「痛っ!」と叫んでしまいました、、。
穴を開けて(?)カテーテルを入れると、グイグイと押し込んで行きます。
ギリギリという音まで聞こえます。 拷問です・・・
下腹あたりが痛い!と思ったものの、いつの間にか入っていました。
結局、痛みを感じるのは表皮に近い部分+電線が引っ張られたとき。
悪戦苦闘していたようですが、「○○さん」と名前を呼ばれ、返事すると、
「右からうまく到達しないので、左から入れ直しますね、頑張ってね」
カテーテルを抜かれる感触に続き、左足付け根に注射を打たれました。
思わず、「先生、かなり痛いです。注射はたっぷり入れてください!」
「つゆだくでお願い!」と言いそうになった。 ←吉野家かっ?!
Aさんが機器類の管理をしながら顔を覗き込むので、
「BGM(ジブリ)を少し大きくして欲しい」と伝え、音楽に聴きいりました。
とにかく、暇です。 顔を隠しているけれど、全開にして見てみたい!と
思いました。Aさんに申し出ようかと思いましたが、
先生の方がやり辛いかも・・・と思いとどまりました。
とにかく、すっぽんぽんにタオルケット?毛布?をかけられているだけで、
足は軽く開いているので、かなり恥ずかしい格好です!
痛みは、電線を入れる時+電線を引っ張られる時、でした。
「心臓電気生理学的検査」に続きます。