いつの日か必ず | ドリームシフト

いつの日か必ず


日々状況が変化する日常、SNSも言葉を選んで発信しなければとナーバスになってしまいますが、できるだけ自分が思っている事を伝えたり、読んでいただいた方が息抜きできるようにしたいと思います。

今日はかなり個人的な考えが入った内容になっております。

色々な意見があるのは当たり前だし、自分の言う事が正しいワケではありません。

もし読んでお気を悪くされる方がいたらごめんなさい。

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4月12日(日)に開催を予定していたBRAVES北千住大会。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、中止(11月に延期)にさせていただきました。

年に2、3回しか大会を行わないBRAVESとしてはかなり残念無念ではあったのですが、正直今回は早めに中止→延期の発表ができて、ホッとしました。

プロレスは少し前までは、他のジャンルに比べて割と開催できる所は開催していました。

きっと、主催の団体さん、選手、スタッフの皆さんがリスクと覚悟を持ち、お客様に対しても責任を持って開催していた所も多いと思います。そう思いたい。

けど、自分個人としては、小さなプロモーションだけど、主催者として、この状況で大会を開催する気には全くなれませんでした。

会場まで来ていただくお客様の安全やリスクはもちろん、選手スタッフにもそんなリスクは背負わせたくはありませんでした。

お客様にも選手スタッフにも、大切な家族や友人知人がいます。

会場と大会の中だけではない、周りの方々にも迷惑を与えかねない状況です。

選手は試合が組まれていれば、今回の状況はあれど、断れば次の試合のオファーに響いてしまうと考える選手も少なくないハズです。

俺は選手のみんなにそんないらん心配はさせたくないです。

そして何より、主催する身としては、大会を開催するのに胸を張って

「是非ご来場下さい!」

と言えず

「こんな状況なので気をつけて来て下さい」

と無責任な事は言えなかったし、言いたくありませんでした。

生々しい話をしてしまうと、大会準備の経費···印刷代や交通費やごはん代やら諸々もかかっていますが、お金の事より一番悲しいのは、せっかくデザイナーさんが仕上げてくれて出来上がったポスターやチラシ、チケットを使う事なく処分しなければいけない事です。

大会毎にとっておくと場所も取るし膨大な量になってしまうので、かなりの量を処分しなければならないのです。

これは本当に心が痛みます。

いち選手としては、今回のカードをかなり楽しみにしていました(大会名に“SWORD”と付いているのは彼ありきだったからです)。

真霜拳號選手とは本当はタッグを組むより試合をしたかったのですが、今回元々タッグを組もうと思っていた十嶋選手が復帰した真霜選手とタッグを組んでしまったので(笑)、今回はこのカードになりました。

真霜選手とは一昨年に試合をして、試合時間は短く完敗してしまったのですが、普通の試合では中々味わえない感覚になった試合でした(きっとお客さんにも伝わったハズだと思っています)。

試合時間5分ぐらいだったのに、全力出して膝ぶっ壊れたし(笑)。

それはこの前試合をした十嶋選手もしかり。

延期になった北千住大会は、11月23日(月・祝)に開催を予定しています。

その時はできるだけ今回と同じ選手スタッフ、同じカードで開催をしたいです。

まだまだ大変な状況、日常で当たり前にできていた事ができなくなり、生活のリズムが狂ってストレスが溜まったりしてしまいますが、今は自分にできる事、他の人の事を思いやって頑張りましょう。

世界、日本が元気になって、皆様に当たり前の日常が戻り、また安心してプロレスが観戦できるようになりましたら、BRAVESは正々堂々、オイルを沸騰させて最高の大会をしますので、その時は是非ご来場下さい!