リメンバーニジュウネンカン ~振り返り編~ | ドリームシフト

リメンバーニジュウネンカン ~振り返り編~


1999年の8月19日に後楽園ホールでデビューして、もうすぐ20年が経ちます。

何回かに分けてツラツラと書いていきたいと思います。

20年・・・結構な年月です。

思い返すと色々な事があり過ぎて、言葉にするのも文章にするのも困難なので、パッと思う事を個条書きにすると

「山あり谷ありむしろ谷が多い」
「最初は3年で辞めるって言ってた」
「実質5年ぐらいしかやってる気がしない」
「ここ2、3年でようやくやりたい事が表現できてきた」
「ディスるの前提で俺の事バカにしてた人はまだプロレス観ているのかな」(性格悪くてすみません)

etc・・・

ハッキリと思う事では

「ガキの頃から大好きでなりたかったモンを良く20年続けてこれたな」

というのは、自分を褒めてやりたいです。

もうひとつは

「諦めないで踏ん張って続けて本当に良かった」

という事です。

今から10年ぐらい前に、プロレスに対して完全に心が折れて、自分の入場テーマ曲を聴くだけで吐きそうになっていた時期がありました。

その時はバイトを4つかけもちして、考える時間、独りで家にいる時間を作らないようにしていました。

特別キツい事もなければ、特別楽しい事もない生活をしていて景色が灰色でした。

身体もメンタルも壊し、入院もして。

けれど、そんな生活をしていてもプロレスを辞める勇気はなく、色々な事が重なって、今こうしてプロレスができている事は本当に幸せな事です。

そしてロックなお師匠さんや素晴らしい戦友でありライバルでもある仲間たちとも出会えました。

同じクラスにいたらキャラが濃すぎて絶対友達になっていないけど(笑)、プロレスをやる事で素晴らしい人達と知り合えました。

感謝する人は本当にたくさんいて、いつも一生懸命やってくれるスタッフ、応援してくれている方、自分がプロレスラーだとは知らないけど、なんか励ましてくれサービスをしてくれる近所の弁当屋や定食屋のお母さん、マスター、近所の地域ネコetc・・・

皆さんに出会えて本当に良かったです。


これだけ書いてもやはりうまくまとまらないのですが、これからも努力して反省して、自分の為にお客さんの為に勘違いしないように、正々堂々、俺なりのアイアンリーグをしていきたいと思います。

自分のプロレスラーとしての姿勢は、20年前のこの頃から変わっていないつもりです。

「凄え頑固」

と良く言われるんで!(笑)