「WHIRL WIND!BRAVES」を振り返って
11月4日(土)「WHIRL WIND!BRAVES」無事に大会を終了しました。
たくさんのご来場本当にありがとうございました。
今回は北海道や東北、関西、九州から来て下さった方、長野からメインイベントだけ観に来て下さった方など、かなり遠方から観戦に来ていただいた方も多く、本当に感謝しています。
BRAVESの為に大切な時間とお金を使っていただき、また、たくさんの差し入れもいただき、グッズも購入していただきました。
本当にありがとうございます。
今回の大会、2006年にBRAVESを旗揚げしてから、最高の大会になったと思います。
成功に終わった前回大会を上回る熱気と雰囲気だったと思います。
大会が終了して約3週間。
正直言いまして、未だに
「本当に俺がやったのか」
と思っています(笑)。
興行をやる上でいつも取り組んでいる姿勢ではあるのですが、今回は第2試合から(第1は身内なんでガッチリ厳しく言います。この辺りは後々お話できたら)かなり良いカードを組めました。
そして選手の皆さんが本当に良い試合をしてくれ、何よりお客さんも一緒になって大会を盛り上げてくれました。
他団体の選手も多く、自分より素晴らしい選手もたくさんいるので、他の選手や試合を語る事は好きではないのですが(内側の人間が客観視できずにコレをやるのは自分はどうかと思います。観て判断するのはお客さんです)、自分はいつも他の選手、試合より
「絶対俺の方が良いモン見せてやる」
と思っております。
ヒーローモードも好きでやっているのですが、スイッチがかなり違います(^_^;)。
すみません。少し話が逸れました。
今大会にもたくさんのお子さん、年配の方が来てくれました。
地元のおじいちゃんなどは本当に楽しみにしてくれていたみたいで、お店などで宣伝している時も街の方々に結構声をかけていただきました。
東京の団体さん、プロモーションさんでは失われつつある光景だとは思いますが、自分はデビューした頃から、普段はあまりプロレスを観ない方やお子さんたちにプロレスを観てもらいたくて試合をしています。
そういった方にこそ、変にユルくないしっかりした「プロ」の試合を観てもらい、プロレス自体を好きになってもらいたいと思っています。
それこそがインディーズだからこそできる自由で柔軟な発想、小回りが利く自分の使命だと思っています。
そしてプロレスというジャンルの底上げに繋がると信じています。
まずは
「凄い」
と思わせないと。
自分自身が身体が小さいからこそ「舐められてたまるか」という気持ちが強いです。
皆さん子供や思春期の頃に一度は、映画、音楽、アニメ、ゲーム、スポーツなどの何かのカルチャーに触れて稲妻に打たれたような衝撃があったと思います。
特にお子さんにはBRAVESを観てもらってそういう存在になればいいなと思っています。
・・・
良い大会ではありましたが、反省点もたくさんありました。
こちらは書くとネガティブな話になってしまうので割愛しますが、自分に余裕があれば、選手と手伝ってくれているスタッフにもっとケアができるので、諸々改善していきたいです。
自分のエネルギーチャージの為、BRAVESはしばらく充電期間をいただきます。
開催しようと思えばできるとは思うのですが、きっとそれなりの大会になってしまうと思うので、少し充電をしてまた熱気と情緒のある大会を開催したいと思います。
と、いっても、自分のプロレスラーとしての寿命はもう長くないですし、BRAVESの大会も何回も開催はできないと思います。
限られた時間と大会を全力投球でやっていきます。
これからもどうか応援宜しくお願いします。