大切な技
自分は身体が小さいので、基本的にはパワー系の技や投げ技をあまり使わないようにしています。
少し偉そうな事を言うと、自分より身体の大きい相手選手を生かす為でもあります。
しかし、今回はパワースラム自体が好きな技のひとつで以前から密かに練習していたのと、対戦相手のスペル・タイラ選手が自分より身体のサイズが小さかったので使用しました。
他の技もそうなんですが、ひとつの技にも違ったフォーム、落とし方などバリエーションがたくさんあります。
パワースラムもいくつかバリエーションがあって、自分は大きなフォームで自分もジャンプして相手をプレスするタイプと、相手と密着して低空&高速で投げるタイプの2種類が好きです。
今回は前者のタイプで投げたつもりなんですが、まだまだ改良の余地があります。
他の持ち技、特にフィッニッシュホールドは、Gヴァリオンになってからはほとんど変えて(増えて)いません。
試合の状況や相手によって使う、ここ一番の技はありますが、いたずらに技を増やすのはあまり好きではありません。
大技を増やすぐらいなら、試合開始からのレスリング全体に頭を使って、元々使っている技のブラッシュアップや大切なフィッニッシュホールドまでの展開や畳み込みを工夫したいと思っています。
今回はパワースラム以外にラ・マヒストラルの違った入り方を試してみました。
この前の谷津さんとの試合のフィッニッシュホールドの「銀光の魂」もそうなんですが。
グランドの状態から入って、自分が返そうとスタンディングの状態になり、何とか片腕を抜くと・・・
くらいながら
「良い技だな」
と思いました。
まだ肘痛いけど(^_^;)。