良心はどこに | ねこギター

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 その日暮らし

もしもこの世から本がなくなったら
空でも眺めていよう
猫の頭でも撫でていよう

最近の十代に接して感じるのは、良心が人格の中に育ってない子があるように思う。

本音(欲望)と建前(しょうないから合わせる)の精神構造しかない。

だから本音=本当の自分という実感なので、欲望のコントロールがないのだ。

良心とは、他者に自分を重ね合わせて考えられる、利他の心だ。

利他行動は人間以外の動物でも多く見られる。

良心と欲望の狭間で、迷いながらも、弱い者を守りながら生きていく。

かつて良心は教育というより、本やテレビの物語から多く育まれてきたように思う。

いま、それが壊れてきているように感じる。

つまり物語作家が壊れてきているからなのだろう。