観てきました。
「RIZIN.46」
いや〜、良い興行でしたね。
第1試合(高木遼vs西谷大成)から高木のKO勝ちで大会にしっかり火がつき、それを口火に好試合が続きました(たった1試合を除いて...)。
メインでは鈴木千裕が金原正徳を一刀両断。圧倒的強さを魅せてくれました。
興行としても全10試合とコンパクトで、パッケージとしても非常に良かったと思います。
前半5試合が終わって休憩をはさみ、その後は日韓戦3試合、セミ、メインとさくさく進んだ印象です。
これがあと2〜3試合増えたり、15試合とかになると見てる方も結構ぐったりしてくるんですよね(苦笑
RIZINはランキングがない分、いろいろなマッチメイクが組めて、コロナ禍も終わり最近では海外からも強豪が参戦してきます。
海外の団体(主にUFC)を目指していても、RIZINをそこにいく足掛かりにしたいという選手がいても不思議ではありません。
RIZINで活躍してすぐにUFCとはいかずとも、繋がりのあるPFL(ベラトール)に行ける可能性も少なくないですし、それこそ今回山本空良を圧倒したノジモフなんかは、関係者のあいだではUFCでも通用するような選手という話だったようです。
ただ、トップオブトップのUFCはノジモフなんかはもちろん、鈴木千裕や、無敗街道を突っ走ってるような選手が次から次に参戦しているMMA界の魔境、、、無敗選手も結構簡単に跳ね返されています。
新しい競技であるMMAは今も常に進化していて、その最新がUFCで更新され続けている。
今のUFCに鈴木千裕、朝倉海、堀口恭司が参戦してもトップランカーにくい込めるかはなんとも言えません。
それでも、日本の格闘技ファンとしてはやはりいつかはUFCベルトを巻く日本人が見たいのは本音です。
エンタメと格闘技の共存色が強い「RIZIN」には批判もありますし、社長の舵取りを疑問視する声があるのも事実。
しかし、フェデレーション(協会)の言葉通り、日本の中でさまざまな団体の代表選手が競い合って、そこで頭一つ抜けた選手をメジャー(UFC)に気持ち良く送り出す窓口のような「RIZIN」であってほしい。
実際イリーやマネルケイプもそうして送り出したので、次はいよいよ日本人です。
RIZINの世界戦略。
CEO(社長)の引退も近いのかもしれませんが、節目の「RIZIN.50」も近付くなか何を魅せてくれるのか?
賛否両論ある榊原信之の「黒魔術」からはやはり目が離せません。
、、、中毒性があるのかも(笑笑