和田まどか選手の試合が話題になっているが、同じ元女子ボクサーで女子ボクシング界のレジェンド、国際ボクシングの殿堂入りをした藤岡奈穂子さんと過去に対戦し引き分けた現役女子ボクシングレジェンドの天海ツナミ選手(世界2階級制覇王者)は、このような判定を数多く経験している。

直近だと去年11月インドネシアでのフェルミ・スマエヘ戦。3Rに天海選手がダウンを奪いつつも、判定は96-93、91-98、91-98と2-1のスプリット・デシジョンで敗戦。2名のジャッジは相手のフェルミ選手が落としたのはダウンしたラウンドのみと採点していた。国外での試合はKOしないと勝てないと言われるゆえんでもある。



海外での試合経験が豊富な天海選手だが、今回の和田選手のダウンがローブローになったという話題性が無ければ、元世界王者の天海選手含め、女子ボクサーの試合が日本で注目されることは少ない。

一時期は東京五輪でメダルを獲得した入江聖奈さんが注目されたり、プロでは晝田瑞希選手がよくネットニュースで取り上げられるが、それ以外での女子ボクシングでの話題となると本当に少ない。

ボクシング以外では、MMAやキックボクシングなどでも女子の選手は増え人気も集めているが、寝技やキックなどがなく、純粋な殴り合いである「ボクシング」という競技になると女子の試合は敬遠してしまったり忌避してしまう層がいるのも事実、それがボクシングファンの人でもだ。

しかし、華があって強い、女子格闘技や女子ボクシングにしかない魅力があるのも事実。それこそ晝田瑞希選手は強くてパフォーマンスやキャラクターもあるから注目されている。

今回和田選手のことが話題になっているからこそ、これをきっかけに他の女子ボクサーにもぜひ興味を持ってほしいと願ってやまない。一人の格闘技・ボクシングファンより、、、、。