先日のプロテストも異例の1人受験でマスコミの数も規格外でしたが、昨日の会見でもWBA・WBC統一王者の寺地拳四朗選手がいるなか、中心に座りその注目度の高さが際立っていました。
会見では、試合順も話題に上り、世界戦があるなか6回戦デビューの天心選手の試合がメインのようにメディアは話していましたが、試合順についてはまだ調整中のようです。
天心選手のデビュー戦以外にも、寺地選手の3団体統一戦を筆頭に注目度の高い試合が多く、ボクシングファンの方からすると、そちらのほうがわくわくしている方も多いかもしれません。
一部では、天心選手の特別扱いに不満を持つ方もいるようですが、会見を見た限りでは、彼がボクシング界に来たことで注目度も上がり、それを他の選手たちは好意的に受け止めているように見えました。
そして、注目の対戦相手は、、、日本バンタム級4位 与那覇勇気選手。
会見では那須川天心というビッグネームに飲まれることなく、真っ向勝負宣言をしており、すでに与那覇選手にも注目が集まっています。
与那覇選手は、学生アマチュアだった2008年に高校選抜バンタム級優勝。高校卒業後は、すぐにプロ転向はせず、東洋大に進学し、ボクシング部に所属。その後2013年にプロデビューしています。ちなみに翌年の2014年には、那須川天心がRISEでキックボクシングプロデビュー戦を行なっています。
試合はスーパーバンタム級となり、与那覇選手にとっては一階級上での試合となりますが、2019年にはスーパーバンタム級での試合も経験しており、未知の階級というわけでもなさそうです。
従兄弟には壱・センチャイジムというキックボクサーもおり、格闘一家を感じさせる与那覇家。
ファイトスタイルは本人が公言しているとおりイケイケですが、アマチュア経験に裏打ちされた技術もあり、その上でのハードパンチに光るものを感じます。
奇しくも那須川天心のプロテストを務めた南出仁は、2022年10月の日本バンタム級挑戦者決定戦で与那覇選手が敗れた相手。
この敗戦からの再起戦が今回の那須川天心戦となります。
ボクシング経験では圧倒的に与那覇選手が有利。
ただ、那須川天心もボクシングを昨日今日始めたわけではなく、幼い頃からボクシングの練習もしており、それを実戦で磨いてきました。
技術も天下一品で、THE MATCHの武尊戦ではその集大成を見ることができました。
今後、与那覇選手は再びタイトル挑戦を目指していくと思いますが、それとは別に、この試合で「那須川天心」という超大物食いをすれば一躍時の人となるでしょう。
4月8日、ボクシングのリングで初めて那須川天心の前に立つ「与那覇勇気」という男がなにを魅せてくれるのか、楽しみです。
そして、那須川天心戦を希望していた日本スーパーバンタム級4位の「中川麦茶」選手も、勝ち続ければきっとチャンスはまた巡ってきます!頑張れ!中川麦茶!!(笑
中川麦茶@yooooooda123会長にお願いして天心選手のデビュー戦相手に名乗りでたら陣営に『中川選手はリストに入ってません』と断られました。なんだよリストって、いーからやれよ自信あるならやれよ!俺もバカだから勝手にサウスポー対策はじめてて損したぜ
2023年02月10日 17:42