今日はUFC284がありましたね。

ヴォルカノは圧巻でした。マカチェフは強かったけど、それ以上にヴォルカノが凄まじかった、、、。

そしてジェンスパルヴァーの殿堂入り、解説の宇野さんが涙していたのが本当に素敵でした。
宇野さんや水垣さんは本当に本当にUFCが大好きでとても詳しいし、解説にも熱がこもっていて聴いていてこちらも毎回熱くなれます。

自分は普段UFCは、ナンバーシリーズのメインカードを主に見ていて、プレリムは流し見、ファイトナイトに出る選手もそこまで詳しくないのですが、先日マクレガーvsチャンドラーの「TUFシーズン31 コーチ対決」が決定したということで、久々にUFC熱が上がっております(今日はUFC284もありましたしね!!)

UFCは年間プレミアムプランに入っているのでTUFも見られるのですが、日本語実況解説のように、解説または字幕とかやってくれませんかね?笑

覚えている人もいるかもしれませんが、2015年にTUFの日本版「Rode to UFC: Japan」という番組がテレビ東京の深夜枠でやっていて、当時それを見て、トーナメント決勝(廣田瑞人vs石原夜叉坊)とコーチ対決(バーネットvsネルソン)の行われた「UFC Fight Night: Barnett vs. Nelson」(さいたまSA開催)を見に行った口なので、マクレガーvsチャンドラーも、会場観戦はできないにしても、あのときのような熱で見たい気持ちがあります。

ちなみに2010年以降に行われたUFC日本大会は多分全部見に行っています。特に印象に残っているのは、シウバvsスタンの行われた「UFC JAPAN 2013」この大会にはマークハントや五味ちゃんも出場していたりと、往年の格闘技ファンにも懐かしい面々が顔を揃えていました。
マークハントやメインのシウバ勝利には大興奮した記憶がありますし、試合後のシウバ&スタンのマイクに感動したのも覚えています(この試合を最後にブライアンスタンは現役引退)。


また、2012年のUFC JAPANも結構印象に残っており、メインのエドガーvsベンヘンは、判定決着ながらそのスピードや攻防のレベルの高さに見入って魅せられた記憶があります。隣に座っていた外国人のお兄ちゃんに何か話しかけられ、その人が「New Champion!!(ベンヘンタイトル獲得)」と興奮していたのも印象に残っている理由でしょうか?笑

日本はチケットが売れる格闘技イベントとして「RIZIN」や「K-1」が強く、その他に一部のプロレスイベントや人気選手のボクシングですが、「UFC」は全世界にファンがおり、イベントがこうして国際色豊かなのも魅力に感じます。

長く格闘技観戦をしていますが、隣に外国人の兄ちゃんが座り、話しかけられたのはこのときだけでした(笑

ただ、そんなUFCも2017年以降は日本大会を行っていません。

UFC以外の海外格闘技団体では、ONEが2019年に青木真也をメインにONEのオールスター選手を揃えて盛大に日本大会を行いましたが、翌年行った日本大会では「ンサンvsベラ」という馴染みの薄い選手がメインイベント、、、出場選手も前年と比べると力の入れようが明らかに落ちていましたし、それ以降日本大会は行われていません。
そもそも、青木選手も好き嫌いが分かれる選手なので、あまり万人受けするタイプではないですし、日本向けのプロモーションという意味では掴みが悪かったという感じもします。

今と違い、当時のONEはそこまでキック&ムエタイ部門も充実していませんでしたし、UFCのような圧倒的強者感もなく、それに加えてそこまで日本人に人気の選手が所属していなかったというのがネックでした。

話をUFCに戻して、日本大会に向け一時期UFCがAbemaで見られたり、UFC日本キャンペーンが行われていました。

その後、2020年には万を辞してUFCファイトパス日本語サービス開始。

格闘技オタクの自分なので、月額で入っている動画配信も多いのですが、年額では高く思えても月額で考えるとかなり安くて良心的な日本限定プランをやってくれているUFC。

以下は自分がピーク時に格闘技を見るために入っていた動画配信サイト(笑

☆UFCファイトパス プレミアムプラン(UFC全大会他)
年額26,899円(月額約2,241円)
☆U-NEXT(ベラトール、GLORY、RIZIN PPV)
月額2,189円
☆DAZN for docomo(ボクシング、PFL)
月額1,750円
☆RIZIN 100CLUB(RIZIN過去大会のみ)
月額550円
☆ボクシングレイズ(国内ボクシング)
月額980円

ちなみにDAZNは日本語実況解説も日本語字幕もありません。なんというか、UFCさん、過去のPRIDEも見られるしありがとうございます(笑

こうして結構日本市場を大切にしてくれているUFC、ただ、前述したように2017年以降日本大会は開催されていません。

今後日本大会はあるのか?
PRIDE買収直後は裏世界の方々(?)が妨害していたそうですが、そんなこともなくなったので日本大会を開催したのでしょうし、それを止めたということは採算が取れなかったとみるべきでしょう。
最後に行われた「UFC JAPAN 2017」は先月引退したショーグンの直前欠場で、当時今一つ跳ねませんでしたし、ONEと同様大会毎に熱が冷めていった部分もあります。

諸々振り返ってみると、あまり日本大会への熱は今のUFCには感じられないので、期待できないのかもしれません。

日本馴染みの選手はほとんど引退してしまい、往年の格闘技ファンにキャッチーな選手はあまりいないのかも知れませんが、平良達郎を筆頭にUFCで今後活躍が期待される選手もいます。

今さら、リングにこだわるファンもいないでしょうし、ファイトナイトなど小規模大会でも良いので、またUFC日本大会をお願いしたいです。

UFC通のファンの方々は、UFCの日本市場戦略をどう見ているのか、ぜひ語ってほしいところであります。

ではでは、今回はこのへんで(^^)