超RIZIN & RIZIN.38のメイン以外の観戦記を書いてみました。会場観戦だったので見え方で違う部分もあったかもしれませんが、そのへんは目をつぶってください、、、笑

では、まずは超RIZINから、、、
RIZIN MMA 特別ルール
○三浦孝太vsブンチュアイ•ポーンスーンヌーン●
[1R 一本]
腕ひしぎ逆十字で三浦孝太の一本勝ち。立ちでは勝負しないというのを徹底してた印象。ブンチュアイは1回目のテイクダウンでは上になり一度は立ちましたが、すぐに三浦が再びのテイクダウン。2回目は三浦が上になりそこから速攻の一本勝ち。三浦も下になったときはブンチュアイの肘打ちを貰ってたので、少し危うさも感じますが、勝ち星を積み重ねるのは大事なので良かったのでしょう。今後三浦が連勝していったら、vs平本蓮とかも面白いかも!?笑

RIZIN キックボクシングルール(肘あり)
○吉成名高vsバンダサック・ソー・トランクンペット●
[1R TKO]
吉成名高早かった、、、バンダサックが吉成の早さに慣れる前に決着。吉成のボディや膝が的確に入っていたし、肘も当たっていました。バンダサックがMAXムエタイで53kg級王者になったのは2016年らしく、現在どれぐらいの選手か分からなかったのですが、レベルの違いを感じた試合でした。
魔裟斗氏が自身のYouTubeチャンネルで「吉成にはライバルが必要、天心武尊みたいな、そうしないと跳ねない」と話していて、なるほど、、、と思いました。でも、吉成名高と張り合える選手いますかね(汗
ロッタンやスアキムみたいのをタイから発掘しないと、、、苦笑
まぁ、吉成名高の所属団体であるBOMがONE championshipと提携したので、もしかして凄いタイ人と今後マッチメイクされるかもしれませんね。

RIZIN スタンディングバウトルール[FREE WEIGHT]
皇治vsジジ
[3R TKO ※勝敗なし]
体重差20キロ近くあるかなり危険なマッチメイク(前日計量、皇治65.30キロ ジジ84.45キロ)、、、苦笑
座席がジジの花道近くだったのですが、ジジがかなり大きくて「皇治大丈夫か!?」と思いました、、、汗
前半は予想通りジジが体格の理を活かして圧力を掛けていましたが、1R後半から、これも予想通りジジ安定のガス欠でクリンチ連発(笑
2R皇治がダウンしたように見えましたが、スリップ。本人も効いたような顔をしていなかったので大丈夫だったのかな?
3Rには皇治が体格を物ともせずにTKO!!しっかり効かせていてプロとアマチュア、試合経験の差が出ました。この試合は結構会場が一体となっていて、自分も別に皇治好きというわけではないのですが、試合は面白かったし気付いたら皇治を応援していました(笑
こうして魅せるのはさすがだな〜と、、、そんな感想です。
ただ、試合翌日に皇治がTwitterで「首がカリスマ的に痛いし動かんがな、首が機能せん。ついとる意味ない」と載せていて、やはりかなり危険だったんだなと、、、汗

次にRIZIN38について、、、
RIZIN MMAルール
●大原樹理vsルイス・グスタボ○
[1R TKO]
タフな大原選手がこんなに早く倒されるとは思いませんでした(驚
YouTubeで金原正徳選手が「グスタボ、コロナ前より強くなってる感じする」と言っていて、ここでも確かに、、、と(笑
1発を当てて効かせてからのハリケーンのような振り回しも、選手によっては視線を相手から逸らしてしまったりするんですが、グスタボはしっかり大原選手の顔の位置を確認していましたし、当て勘も良い。強いですね〜、、、これは年末ベラトールとの対抗戦がないのであれば、vsサトシとか見たいです!!
ちなみに大会後、会場の外で大原樹里選手がファンの方にサインや写真撮影の神対応してて、なんだか泣けてきました、、、。

RIZIN MMAルール
●萩原京平vs鈴木千裕○
[2R 一本勝ち]
萩原にとってこの敗戦は痛かった。
立ち技出身の鈴木千裕を打撃で圧倒し、カーフもかなり効かせていましたが、倒されてからはほぼ何もできずタップアウト。
見ていた印象ですが、鈴木選手は結構力ありそうです。父親がペルー人でハーフらしいので、生まれ持ったものがあるんでしょうね。
鈴木選手は昇侍戦でKO負けして以降、山本空良、平本蓮、萩原京平とこれで3連勝。次戦、鈴木博昭との鈴木対決も面白そうですが、そろそろもうワンランク上の選手とやっても良さそうです。そして萩原京平。彼は逆にワンランク上の選手である未来、ドミネーター、クレベルなんかとやって結構負けが付いていたので、今回はしっかり勝ちたい相手でしたが、負けてしまいました。金原正徳選手がYouTubeで「(寝業が)全く成長してない」と話し、萩原選手に寝業を教えてほしいという声に関しても、「教える自信がないぐらい酷かった」と今回の内容を酷評していました。
技術解説に定評があり、過去にRIZIN公式YouTubeチャンネルでもバウトレビューを監修したことのあるMMA言語化挑戦中さんも、自身のYouTubeチャンネルで萩原選手のチョークの逃げ方(外し方)や寝業のディフェンスに関して結構厳しい意見を言っていました(アドバイスも含め)。
キャラ立ちするのでRIZINとしては使いたい選手でしょうが、今回鈴木千裕に負けてしまったことで寝業のレベルがかなり露呈してしまったので、今後対戦相手の選定が少し難しくなりそうです。

RIZIN MMAルール
○シビサイ頌真vsカルリ・ギブレイン●
[1R 一本]
ギブレインはRISEに出たときからRIZINで見たかったので期待値高めでしたが、やはり寝かせたらシビサイの独壇場でしたね。
ただ、パンチでシビサイも鼻から出血してたので、ギブレインがもう少ししっかりテイクダウンディフェンスとかできるようになったら怖い存在になりそうです。次戦、ギブレインvsスダリオとかみたいですが、今のスダリオとシビサイの再戦も見たいな〜。

RIZIN MMAルール
○扇久保博正vsキム・スーチョル●
[判定0-3]
キム・スーチョル強かったですね〜!!
フェザー級と勘違いして準備してたって話もあって、入場ではかなり投げやり感を感じましたが、普通に扇久保を圧倒する化け物でした、、、汗
パンチなんかも脇を締めて最短距離で打ったり無駄な動きが少なかったですし、テイクダウンは足を引っ掛けながら低空タックルしたりと要所要所で上手さが光っていました。何よりタフ!!打倒極、根性の全ての面で扇久保を上回っていました。試合後のインタビューでは急激な減量で消化器の調子が悪く、その影響でボディブローが効いたと話していましたが、万全な状態でフェザーやバンタムでの試合見たいですね。それこそvs牛久、クレベル、未来やvs堀口、朝倉海とか。
扇久保はこの試合で顔面を2か所骨折してしまったようで、堀口戦は遠のいてしまいました。
まず大晦日には間に合わないでしょうから、年末ベラトールとの対抗戦がないのであれば、RIZINバンタム級タイトルマッチで堀口恭司vsキム・スーチョルが見たいです!!

RIZIN MMAトーナメントルール
●浜崎朱加vsパク・シウ○
[判定0-3]
パク・シウ強くなりましたね〜。
元々地力のある選手でしたが、ここまで浜崎を完封するとは!?(驚
2019年にはレベルスという団体でぱんちゃん璃奈とキックでの試合も行っていたようで、打撃力は言わずもがな。さらにあのテイクダウンディフェンス、RIZIN元王者の浜崎を1Rで攻略し、その後は浜崎も打つ手なしという印象でした。浜崎朱加はRIZIN女子格を牽引してきた1人でしたが、勝負は強い者が上に行くという現実をまざまざと見せつけられました。

RIZIN MMAトーナメントルール
○伊澤星花vsアナスタシア・スヴェッキスカ●
[2R 一本]
RENA負傷欠場から急遽再びの参戦となったアナスタシア・スヴェキスカ。対するは負けなしの超新星伊澤星花。
この試合、伊澤の勝ちは堅く、いかに極めるかという視点でしたが、予想以上にアナスタシアが善戦していました。最後は一本負けしてしまいましたが、アナスタシアはかなり良い選手だと思います。対戦相手がRIZINトップファイターのRENA、伊澤と続いたので、次の参戦があれば浅倉カンナや山本美憂と見たいです。
そして、女子アトム級トーナメントの決勝は伊澤星花vsパク・シウに決定。伊澤vs浜崎の3回目とはならず、2021年DEEP以来の伊澤とパクの再戦。お互い武器の全く違う2人、伊澤がグラウンドで速攻の極め勝ちを魅せるか!?パクが打撃で圧倒して倒すか!?これはRENAの欠場で落ちた期待値が再び上がって、大晦日かなり楽しみです!!

ではでは、そんな感じでいろいろ言われた超RIZIN & RIZIN.38も、終わってみれば結果的に個人的神興行でした(笑

次回はRIZIN.39、いよいよ牛久vsクレベルのタイトルマッチ!!
気が向いたらブログも書くので、そのときはまたお付き合いいただければ嬉しいです。

一部、不名誉な話題もありますが、言葉に出すのすら馬鹿らしいので書きません(書いたら相手の思うツボでしょうし)。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)