正直言って、最初に天心の対戦相手が鈴木真彦と聞いたときは、ん?、、、という感じだった。
内情は当然知る由もないが、昨年の大晦日RIZINで、天心の対戦相手候補としてオファーがあったのを断った鈴木選手が、今回の相手である。
やるなら、お互いのホーム団体であるRISEで、という思いがあったのかもしれないが、そもそも、満を持して挑んだ去年のRISE天心挑戦者決定トーナメント決勝で、志朗に負けての今回なので、那須川天心としてもモチベーションが上がらないのは事実だろう。
ただ、現実問題として鈴木真彦以外に最適な相手がいるのかと言えば、いない。
コロナ禍のなか、外国人選手も呼べず、階級の近い江幡、大崎兄弟、石井は53kgのトーナメントに参戦した。
53kgトーナメント優勝候補と言われる志朗とも、すでに二度も戦っている。
そんななか、2015年のBLADE -55kgトーナメントで天心に負けて以降、昨年志朗に負けるまで驚異的な20連勝を積み重ねてきた鈴木は、打って付けの相手ともいえる。
そうは言っても、相手はキック以外のMMAなども含めると、倍以上の勝ち星を積み重ね、無敗街道をひた走る「那須川天心」である。
志朗戦での敗戦から、再起をかけた2月のRISE溜田戦では、勝ちはしたものの、ダウンを取られるという不安要素も見られた鈴木。
明らかに、志朗戦でのダウンが尾を引きずり、ダウン癖となっているように見えた。
コロナ禍のなか、外国人選手も呼べず、階級の近い江幡、大崎兄弟、石井は53kgのトーナメントに参戦した。
53kgトーナメント優勝候補と言われる志朗とも、すでに二度も戦っている。
そんななか、2015年のBLADE -55kgトーナメントで天心に負けて以降、昨年志朗に負けるまで驚異的な20連勝を積み重ねてきた鈴木は、打って付けの相手ともいえる。
そうは言っても、相手はキック以外のMMAなども含めると、倍以上の勝ち星を積み重ね、無敗街道をひた走る「那須川天心」である。
志朗戦での敗戦から、再起をかけた2月のRISE溜田戦では、勝ちはしたものの、ダウンを取られるという不安要素も見られた鈴木。
明らかに、志朗戦でのダウンが尾を引きずり、ダウン癖となっているように見えた。
それでなくとも、直線的な攻撃が多い鈴木真彦、天心としてはカウンターを合わせやすいタイプに思える。
そういう意味では、個人的に勝負論のあるカードには思えないのだが、そのあたりをAbemaの RISE特集で、那須川天心と幼馴染である平本蓮が上手く語っていた。
とてもわかりやすい言葉で、結構深いことを語っていて、まだ見ていない人は是非見てみてほしい。
ボクシングへの転向を明言し、キックの試合は今回を含め残り3戦と語る那須川天心、、、。
鈴木が平本蓮の言う「爪痕」を残せるか、それ以上の大きなインパクトを残せば、天心にも何か違う動きがあるかもしれない。
「何か」を起こさせず、勝ち切るのが那須川天心の【神童】たる所以だが、少しでもその「何か」を起こせるかが鈴木真彦の今後にも関わってくるだろう、、、。
そう考えると、数時間後の試合も楽しみである。
ではでは、今回も最後までお読みいただきありがとうございました。