神興行、、、。
普段新生K-1は観戦に行かないのですが、久々にK-1のチケットを買って、雨のなか日本武道館に行ってきました。
今回は個々の試合に関しては書きません。
とりあえず、全試合通してとても素晴らしく、RIZINやRISE寄りな格闘技ファンの自分ですが、昨年大晦日のRIZINに次ぐ神興行でした。
そして、最後を締めたのはやはり「武尊」
今回自分は、レオナ応援シートで観戦していたのですが、もう、言葉がありません。
批判する要素がないぐらいの真っ向勝負。
それを完璧な形で制した「武尊」
もう、「持ってる」選手としか言えない。
アンチ武尊、アンチ新生K-1を黙らせるぐらい光るものを感じました。
武尊の怪我やら、コロナやらで延期続きだった試合。この期間レオナが牙を研いでいたように、武尊も研いでいた。
試合開始序盤にお互いローを蹴り合っていましたが、会場で見ていても武尊のローがかなり速く、レオナのそれより走っていました。
インロー、太もも、カーフへの使い分けも見事でした。
また、1Rに武尊の蹴りがローブローになってしまいましたが、武尊はその後も躊躇なくインローを蹴っていて、絶対KOで倒すという彼の試合への覚悟を感じました。
レオナの伸びるような前手のジャブはかなり厄介ですが、それに威力をのせるために前重心のレオナ。そこに上手いことローを合わせていましたし、また、距離が絶妙に上手かったです。
レオナのジャブがぎりぎり致命傷にならないぐらいの距離を意識して蹴っていたんじゃないでしょうか。そういう意味では打って付けの武器となったカーフ。
また、高身長なレオナに対して、武尊は得意の膝蹴り(テンカオ)を封印し、距離が縮まるとパンチで勝負していました。
危ない場面もありましたが、そこは打たれ強い武尊、物ともせずパンチを振り回し1R終了直後にダウンを奪いました。
正直、あそこで終わっていてもおかしくないぐらい効いていましたし、何とか立ったレオナですが、足元もおぼつかずよく止められなかったと思います。
普段新生K-1は観戦に行かないのですが、久々にK-1のチケットを買って、雨のなか日本武道館に行ってきました。
今回は個々の試合に関しては書きません。
とりあえず、全試合通してとても素晴らしく、RIZINやRISE寄りな格闘技ファンの自分ですが、昨年大晦日のRIZINに次ぐ神興行でした。
そして、最後を締めたのはやはり「武尊」
今回自分は、レオナ応援シートで観戦していたのですが、もう、言葉がありません。
批判する要素がないぐらいの真っ向勝負。
それを完璧な形で制した「武尊」
もう、「持ってる」選手としか言えない。
アンチ武尊、アンチ新生K-1を黙らせるぐらい光るものを感じました。
武尊の怪我やら、コロナやらで延期続きだった試合。この期間レオナが牙を研いでいたように、武尊も研いでいた。
試合開始序盤にお互いローを蹴り合っていましたが、会場で見ていても武尊のローがかなり速く、レオナのそれより走っていました。
インロー、太もも、カーフへの使い分けも見事でした。
また、1Rに武尊の蹴りがローブローになってしまいましたが、武尊はその後も躊躇なくインローを蹴っていて、絶対KOで倒すという彼の試合への覚悟を感じました。
レオナの伸びるような前手のジャブはかなり厄介ですが、それに威力をのせるために前重心のレオナ。そこに上手いことローを合わせていましたし、また、距離が絶妙に上手かったです。
レオナのジャブがぎりぎり致命傷にならないぐらいの距離を意識して蹴っていたんじゃないでしょうか。そういう意味では打って付けの武器となったカーフ。
また、高身長なレオナに対して、武尊は得意の膝蹴り(テンカオ)を封印し、距離が縮まるとパンチで勝負していました。
危ない場面もありましたが、そこは打たれ強い武尊、物ともせずパンチを振り回し1R終了直後にダウンを奪いました。
正直、あそこで終わっていてもおかしくないぐらい効いていましたし、何とか立ったレオナですが、足元もおぼつかずよく止められなかったと思います。
そして2RにKO勝利。
有言実行で圧巻の強さを魅せた武尊。
有言実行で圧巻の強さを魅せた武尊。
改めて武尊のラッシュを見直したんですが、めちゃくちゃ下半身が柔らかくパンチを振るっているんですよね。
足を踏ん張れば強く打てるかもしれないけど、回転は遅くなる。
武尊のパンチは本当に下半身や身体全体を使い、力まずしなやかに打つという感じでした。
足を踏ん張れば強く打てるかもしれないけど、回転は遅くなる。
武尊のパンチは本当に下半身や身体全体を使い、力まずしなやかに打つという感じでした。
レオナの前手ジャブと同スピードのフック、フックが交錯すれば明らかに武尊のハンドスピードが上回っている印象。そして、フックの合間にストレートも織り交ぜるので更にガードしづらい。
あのラッシュは、彼の体幹と身体の強さ、そして、それを試合で出せる精神力が合わさってなせる業ですね。
本当、化け物です。
そして、ついにというか、いよいよというか、天心との対戦が現実味をおびてきましたね。
正直、今までは、実現が難しいなら無理してやらないでお互いの道を極めてもらえば良いと考えていました。
さらに言えば、どちらかといえば天心寄りな自分は、あの振り回すパンチは天心には当たらないと思っていましたが、それを閉口させられるような強さでしたし、天心とは違う多彩さに、、、魅せられました。
これを見せられたら、もう、本当に分からないし何も言えない。
それぐらいの勢いが今日の「武尊」にはありました。
この武尊が、最後の花道を天心を倒して最高の形で締めるのか?
天心がそんな武尊を完封して、キック無敗でボクシングに転向するのか?
惜しむらくは、正に機が熟したともいうべきこの状況がコロナ禍ということ。
ただ、無観客でも、二人だけのリングでも、全国の格闘技ファンが見られる形で今年実現させるべきかと思います。
なにより、二人自身のために。
みなさんは、どんな形で、どんなリングで、二人の邂逅をみたいですか?
それでは、今回も最後までお読みいただきありがとうございました。