パニック障害に関して言えば、簡単に言うと
「本人が気にならなくなるまでに5年くらいかかる」
5年は確かに長い。でも初期治療のミスがあった
私でも5年で「あったとしても仕事や遊びを含めて困らない程度にはなれ」たから、きっと良くなる。
初期治療のミスとは
昔ながらの精神科医のところへ行ったので、
対パニック障害の治療が行われず、
発作を抑えて引きずらないようにすると言う、
パニック障害特有の緩和ケア対策をしなかったから。
初期の頃は薬を飲んでも恐い物は恐い。
発作も薬を乗り越えてしまう( ´•_•。)
1日飲んでもいい薬の量は決まってるが
やっと3軒目(発症1年経過)のクリニックで
発作が続く時は多少なら多くなってしまってもいいですよと言って貰えて、少し安心した。
そこの病院に通院を始めてから1年くらいで、
何とか不安で目眩が起こりかけたものの、
行動範囲に制限が無くなって来ている実感もあった。
認知療法にも暴露療法にも自然に繋がって行ってたと思う。二次的な鬱も発症していたのが少しずつ軽くなっていってた。
パニック障害専門医の元を1度訪れた事がある。
「パニック発作は、例えば人混みだと酸素と二酸化炭素の割合や温度変化が起きますよね。普通ならちょっと暑いとかその程度の気にならない事が、何らかの原因で間違った緊急信号を出してしまう事で起きるのです」
つまり誤学習してしまった物をまた新たに正しく脳に正しく認識させると言うことですか?
でどんな場面で間違ったSOSが起きるか、自分で知る事ですか?
実際に発駅電車に乗って、最初は空いていたのに
人が増えて車内温度が上がるに従ってだんだん気分が悪くなって来て「ああ、こういうことか」と内心ドキドキしながら(ソワソワが正しいか笑)思った事もある。
結論を言うと、抱えきれないようなショックは誰にでも起きる。誰にでも起きる可能性はある。
摂食障害だとかパニック障害だとか、出る形が違うのだと思ってる。
でも今この瞬間にも発症して間もなくて絶望感に苛まれてる人には伝えたい。
薬片手にでも外出に制限がかからなくなったら
もう自分を褒めて。無責任な人が
「精神科の薬はダメ」って言う。でも仕事しながらの人、主婦さん、学生さん、薬を道具としてコントロールするのは、血糖値が高い、血圧が高いなどの人がお薬を飲んでるのと同じだし内臓の病気と違って、症状が無くなれば自然と自分から薬を飲み忘れたりして離れていける。
発熱や頭痛に鎮痛解熱剤、
咳に咳止め、鼻づまりや花粉症に鼻炎薬、
まあそんな感じかなと思ってる。
困ってる時には民間療法やらそんな情報に惑わされがちだけど、主治医と自分を信じて、「治った人がいる」事を頭の片隅においてて下さい。
私はここ数年発作は起きてないし、通院もしてない。
鬱症状が起きた時はもう「寝ろってことやな」って
寝られる時に寝てしまってる笑
特別な事はしてない、こんなに薬もらってたんかい!って私が特に離脱症状もなく自然に薬から離れました。