ねこに恋するお月さま -25ページ目
<< 前のページへ最新 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25

もやもや っと..

そういえば
その人と ホワイトデーの日には 会えなかったのだけれど

前日に お返しをもらいました

おいしかったよ って
今年のバレンタイン 頑張って作って 渡して よかったなぁって


まぁ 他のみんなにも 同じものを 同じときに 同じように渡したから
その人が 私のきもちを 知るはずも 気付くはずも もちろん ないのだけれど



それでいい



ホワイトデーの日に 私はその人に会うことができないから お返しなんて 諦めていたのに


その人は 気にかけてくれた 自分のこと


お返しするのは 当然と 言われてしまえば そうなのだけれど

それでも 嬉しい
それでも 幸せ

ホワイトデーに来ない自分に 渡さなくていいと 思ってしまえば それまでなのに

明日これないんでしょ?
そう言って 渡されたものに
素直に 嬉しいと感じてしまう そんな自分がいた

そんな小さなことで また ふわふわとしたきもちになってしまう こんな自分は やっぱり 単純なんでしょうか

それでも

それでもいい

そう思ってしまうのは その時貰った 小さな包みを見つめていると
すごく 幸せなきもちに 温かいきもちになれるから


もちろん 他のみんなにも 明日 同じように あげることなど 理解していたのだけれど


でも
みんなからって渡すって 言っていたから 個人では 私だけなのかな
それとも やっぱり同じものを あげるのかな


なんて そんな 小さなことをいちいち気にして
優越感とまでいかなくとも それ似たような ドロドロとした 汚い気持ちが
少しでも ほんの少しでも 自分の中に存在していたことが ものすごく情けない


嫌い 大嫌いだ
こんな ちっぽけな ずるい自分が

そんな 弱い自分を 隠そうと
小さな 嘘を 一生懸命 ついてみる
周りに そして 自分自身に

少しずつ壁を 鎧を纏って
周りに 気づかれないように
そんなものを作っている 自分さえ 偽るように
小さく 細かく 最小限に

けれどそれは確実で

そう
それはまるで


幼い頃 風船が 手から離れて飛ばぬよう 五円玉という 小さな重りを 結びつけたように

飼っている鳥の 羽根の先を ほんの少しだけ切って 自分のもとから 遠くまで 飛んでいってしまわないように


溢れてくるきもちを 悟られてしまわぬよう 平静を装う
ほんの少しだけ そんな変化に 気付く人なんていない

それくらいの 小さな偽り
それほどの 小さな重り

けれど そんな小さな小さな仕掛けは 確実に 大きな役目を 果たしていて


自分て バカだなぁと つくづく思う


こんなこと 辛いことなど
辛いだけだ ということなど
とうに 知っているのに

放して 自由を与えれば 楽になることを 知っているのに

その重りを 手放すことが できないでいる


それでも また 繰り返す
繰り返して しまうんだ



けれど そんな重りよりも 何よりも
今 1番問題なのは

その 嬉しい というきもちを
素直に 出すことが できないのは
あの子の話を 聞いてしまったからなのか
話を聞く その前から 自分の気持ちに 迷っているのか
自分が どうしたいのか

わからない ということ




でも

それでも やっぱり
嬉しいことには 変わりなくて

しばらくの間 その包みは 机の上に






辛い きもちも
悲しい きもちも
汚い ところも

全部 隠さずに いられたら


嬉しい きもちも
優しい きもちも
きれいなところも

素直に ぶつけることが できたなら


私は 今の モヤモヤした このきもちから
抜け出すことが できるのでしょうか

私の このきもちには きれいな色が ついていたのでしょうか










大好きだ という気持ちが
こんなに 難しくて
こんなに 辛いなんて 知らなかった

恋の色 って本当は
ピンクとか きれいな色なんかじゃないんだろうな

きもち

自分の気持ちに ちゃんと こんどこそは 向き合えるって思ったのに

また 押し殺さなきゃ いけないのかな

大切で大好きなものや人 全部ぜんぶ 大切にしたいと思うことは 我儘ですか?
そう思ったら ダメなんですか?

どうして できないのかな

最初は 何とも思ってなかった
正直なとこ 近寄りがたかった
まともに話したのは きっと
あの時の ぐだぐだな相談の時が始めてで

お兄ちゃんみたいて 思ってた
やわらかい雰囲気で
聞き上手で
優しい人だなって


いつからかなんて 正直 わからない

何回か ちょっとした言葉を 交わしていく度に
あの人の 優しいところに 惹かれている 自分がいた
気が付いたら 目で追っていた

見てるだけで 幸せで
会えるのが 楽しみで
話せることが 嬉しくて


でも またあの時と同じことは 繰り返したくなくて
また自分の気持ちに 嘘をついた
弱い 自分が大嫌いで
強い 嘘の自分を 仕立てあげた
だって 今までもやってきたから
今更辛くなんてない

辛くなんてない

辛くなんてない


..思ってたのに



あー

どうしていいのか
自分が どうしたいのか
全然わからない

誰か教えて

今のままじゃ 辛いんだ
すごく すごく


でも あの子を裏切りたくなんてない
絶対に 絶対に
自分のこと 大好きだって 慕ってくれるあの子
私も 大好きだ
明るくて 人懐っこくて


でもあの子も その人のこと 好きなんだって


そのことを聞いたとき
少しの間 頭が働いてくれなかった


“好きな人いないの?”
そんな彼女の質問に

自分は“いないよ”って また嘘をついた

その子にも 自分にも

最低


だから
応援するよ って言えなかった
応援したいけど きっと 無理だもん


どっちも すごく ものすごく
大切で 大好きな人たちだから
両方とも ずっと一緒に いたいと思うから


この感情を 出すことで
隣で 笑っていられなくなってしまうくらいなら

この気持ち 隠して 押し殺して
ずっと そばにいたい
一緒に 笑っていたいよ


そう思うのは 偽善ですか?
綺麗事ですか?

でも それでも いいと思ってしまう自分は やっぱり弱いんだなって



自分の恋は いつも 濁った色をしてる

どうして 他の人みたいに きれいな色の恋が できないのかな
胸を張って 恋がしたい



あなたが大好きです


その気持ちに 自信が持てなくて
また私は 自分の気持ちに 鍵をかける
羽根を切り取って 自由を奪う
大空を 飛ぶことなど できないように
飛べるという 気持ちさえ 抱かせないように
もとから そんなものなど 無かったのだと


大丈夫だよ って
自分に 言い聞かせる
まるで 泣き止まない幼子を あやすように
けれども あやされているのは 自分だということに 気づかないふりをして


見えない星に 願いをかけた
そのまま あなたに 届けばいいと思った
でも きっと 見えない星に願うのは
その想いが 届かないことを 知っているから



誰かを 好きだなって思う
それは すごく 幸せなことなのに
苦しく 感じてしまうのは
多分 自分の我儘



恋って 辛いんだ

始めてみた
知り合いの誰に教えるつもりは ないんだけれど

自分の気持ちに モヤモヤしたものに 整理つけなきゃって

考えることが いろいろで ありすぎて

どうしていいのか
どうしたいのか
正直わかんない


ぐちゃぐちゃー


..と、いうことで ここにつらつら書いて 気持ち整理でもできたらなぁと


嬉しいこと
辛いこと悲しいこと
感じたこと
考えたこと
書きたいことを 自由に 勝手気ままに..

自己満日記みたいになるかなー笑






でも 今の自分のこの気持ちはきっと すごく大切なものだって 目を背けちゃいけないものだって 思うから

いつまでも 自分に 人に
正直でありたいと 思うから


あの人が大好きだから
でも本当に好きなのかな

大好きだけど
あの子のことも 大切だから



うーん..
“恋”とか“好き”って
楽しいことばっかりじゃあ ないんだね

知らなかった

知ろうとしなかった

そういうものから ずっとずっと 逃げてきたから
<< 前のページへ最新 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25