さて。

昨日の記事には続きがある。

本来なら、今日木曜が定期健診日。

ただ、ちょと前から、あれ・・・・、これ・・・・、

と気になることがあったので、

半日早かったけど、昨日夕方の時点で病院に行った。

 

「本当は明日。でも調子が悪そうなので、連れてきました。」

とだけ受付で申告する。

「調子悪いって?食欲無い、とか?」

ええ、それもそうなんですけど。

とにかくキャリーから引っ張り出して

体温計って、体重計って。

「あれ???」

(先生?気づいちゃいました?)

「おでこ、っていうか、眉間っていうか・・・。

出っ張ってません?」

そうなのだ。

元々つばめは、まっ平ら。

あんまり丸みを帯びてない。

おまけに涙目、鼻水・・・。

 

「言いにくいんですけどね。

腎臓のリンパ腫って、首筋とかをすっ飛ばして

頭へ転移することが多いんですよ。

鼻周辺だったり、

眼の奥だったり。

脳へいくこともありますね。」

・・・・・・・。やっぱり。

 

いや、散々かんなのときにやりましたでしょう?

かんなは鼻腔腺がんでした。

つばめのリンパ腫とは別ですけれど、

部位は似たようなところといえます。

ただ、かんなは頭蓋骨内部に病巣があったのに対し、

つばめは頭蓋骨の外側。

なので、おでこが出っ張ってきた、わけです。

(本当は、わかっていても、そんなこと認めたくない。

次のステージに移っているってことだから。

病状はさらに深刻さを増すってことだから。)

 

つまり、転移したってこと。

腎臓のリンパ腫が頭蓋骨周辺に転移しやすいことを

獣医さん、散々診てこられたので

ここをくいとめよう、できるだけ遅らせよう

として抗がん治療を強く勧めてくださっていた、わけ。

 

じゃあ、次をどうするか。

先週までで予定の抗がん剤4種類をひととおり試しました。

効果があったなと思われたのは1種類だけ。

今日はそれを投与していただきます。

これがどれだけ効いてくれるか、にかかっています。

 

ただ、あまり多くは期待できない。

抗がん剤を投与しているにもかかわらず、

一番行って欲しくなかった頭部への転移が認められたから。

夕方お迎えに行きますけれど、

そのときに大体のところを打ち合わせしてきましょう。

多分、抗がん剤の投与はこれが最後。

一週間後エコー検査して、あるいは頭部の状況を確認して、

かなり小さくなっている場合は、継続もあり。

だけど、遅かれ早かれ、抗がん剤ではとめきれなくなります。

であるなら、苦しいのと少し楽になるのと、

行ったり来たりさせるのは、かえってつばめを苦しめます。

かんな同様ホスピスを準備しておくことにしましょう。

 

今朝の一枚。

つばめちゃん、おはよ?

 

 

つばめ:・・ぴぃ・・。トイレ済んだよ?

 

そう。よかったね。きょうはおしっこだけ?

そうか。

ひと落ち着きしたら、ご飯にしようね?

ひとやすみしてから、今日も病院に行こうね?

 

つばめ:・・・。行かないとだめかなぁ・・・。

やだなぁ・・・。

 

うん。

もう、後は検査に伺うだけにしよう?

おうちでゆっくりしよう?

ね?