実際に自分が体験した中で、このバッテリーランプの警告が一番怖かったです。
まず、電気を付けっぱなしにして、車を離れたのが恐怖の始まりでした。
ほら、ハザードを付けると警告音も鳴らないので、付けっぱなしにしてしまうじゃないですか。
数時間後、当然車は電気が付かなくなります。
なので、近くの修理屋さんがバイクに乗ってバッテリーを交換してくれました。
どうやらバッテリーも古くなっていたようで、交換が必要でした。
ここまではまだ良く、あーバッテリーも寿命か。
くらいに軽い気持ちで乗っていました。
すると、このバッテリーの警告灯が付き始めたのです。
実は、バッテリーが壊れる前も時々点き始めていたので、ついにメーターも壊れたのかと思っていました。たった数日前に車の修理屋さんに見てもらったからバッテリーは問題ないだろうと思っていたのです。
車を走らせて買い物をしたり、問題無く運転できていました。
そう、そのバッテリーの警告灯以外は……。
そして、無事に買い物を済ませて帰宅して、バッテリーの警告灯は誤作動だろうから後日修理屋に見てもらおうと思っていました。
翌日、車の修理屋に無事到着、原因はスターターじゃないかと言われてスターターを換えました。すると、バッテリーの警告灯が消えて一安心しました。しばらく走っていると、またバッテリーの警告灯が点灯し始めたのです。
その日はもう遅かったので買い物をして無事に帰宅。バッテリーも換えたし、スターターも換えたからいよいよメーターの故障なのか? と思って、また数日後に車を持って行こうと思っていました。
翌日、車に乗って問題無く起動しました。そう、バッテリーの警告灯以外は……。
じゃあ、車の修理屋に行こうと思って道路を走り、車通りの多い交差点に差し掛かりました。
この距離なら合流できると思って発進すると、突然車が止まりました。
嘘だろ、エンストか? 再びエンジンを始動しようとしてもかかりません。
死を覚悟し始めましたが、後ろの車は充分距離があったのでなんとか回避してくれました。
でも、車は道路の真ん中で止まったままです。
高速で隣を駆け抜けて行きますが、車が居なくなっても自分は車を動かす事さえできません。
困っていると、マレーシアの人達が他の車がいなくなった瞬間を見て、自分の車を路肩に動かして助けてくれました( ;∀;)
すぐに修理屋が来て、とりあえずエンジンを始動。車の修理工場までゆっくりと運転して持って行きました。原因はオルタネーターというバッテリーに充電する機械が壊れていたそうです。
なので、車のバッテリーの警告灯が出たら、バッテリー、スターター、オルタネーターは点検してもらいましょう。
さもないと……。
後日、オルタネーターの調子が悪くて、また駐車場で止まりました。
どうやら新品でも不具合はあるようです。
今回は無料で交換してくれましたが、総額は2000リンギット(8万円ほど)を超えてました。
なので、バッテリーが故障していると思ったら、スターターとオルタネーターも検査してもらいましょう。経験のない修理屋だと、すぐには気付かないようです。
次からは、バッテリー、スターター、オルタネーターの検査方法について解説していきます。
↓今回の事で知ったエンジンスターター用の機器。
こちらは、更に空気入れも搭載している優れ物です。
車の非常時に搭載しておけば、近い修理工場まで運べます。