宣教において人と話すのが難しいと感じますし、数十件訪問して研究になるのが数件、時には0という言葉をたびたび良く聞きます。

 

でも心理学を使えば、少なくとも相手に好印象を作り出す事は可能です。

エホバの証人は、特質や内面の美しさを強調して心理学やビジネスの技術を嫌う傾向にありますが、奉仕者を家の人の戸口まで連れて行ってくれる技術と思えば受け入れ易いでしょう。

 

確かに、内面の特質や人間性によって惹きつけられるのも事実ですが、心理学を用いる事で相手が話を聞こうという空気を作り出す事はできます。要は、相手が自分の話を聞き易くする技術なので、相手の為を思っているなら取り入れるべきスキルでもあります。

 

今回は、そんな心理学の方法を伝えていますが、それほど難しい技術ではありません。

えっ、こんな一言で宣教奉仕がかなり楽になるの?という様なものです。

 

奉仕は大嫌い、奉仕なんてなんの意味がないと思っている人には、ぜひ人に聖書を教える喜びを感じて欲しいものですね。とりあえずあなたに10件の研究がプレゼントできると嬉しいです。

 

写真はイメージです。白猫パンチではありません( ;∀;)

 

レッスン1 好意の返報性

 

自分の好意には、相手も好意で返してくれるものです。

相手に好意を示したのに、むげに扱われるのは非常に稀です。

自分も電話証言をしていますが、100件に1件くらいの比率です。

 

逆に、自分が好意を示しても、相手が厳しい対応や喧嘩腰なのは珍しい人です。

まあ、そう言って連続でそういう人に当たったらごめんなさい( ;∀;)

やり方は簡単です。

 

家の人に会ったら笑顔で、「お会いできて嬉しいです」というだけです。

ちんちくりんの若造でも家の人は良い反応になるので、可愛い姉妹やイケメンなら効果は倍増するでしょう。これだけで研究を取り決めてしまうかもしれないくらいの破壊力を持っています。

 

 

レッスン2 ハロー効果

 

人間は、最初に見た印象で約9割ほど、相手との対応の仕方を決めてしまう様です。

つまりボロボロの浮浪者なら、一気に蔑んだ見方をして印象や態度で変えるのは難しいというわけです。とうぜん対応も厳しくなり、相当凄い能力でもない限りは、ずっと見下した態度で接します。

 

逆に、きっちりとスーツを着こなしたビジネスマンなら、丁寧に対応したり、高待遇の扱いをしてくれる様です。自分も一時期スーツで飛行機に乗りましたが、元々エコノミークラスの席だったのに、席が無いということでビジネスクラスの席に移る事を勧められました。

 

なので、宣教奉仕では、状況に合わせてシャツにアイロンをかけてキッチリとした姿で訪問しましょう。カジュアルな服装でも、清潔で品の良い格好ならば家の人の対応は全然違います。

可愛い姉妹や品のある兄弟なら、とびきりの笑顔1発で研究が決まる可能性も秘めています。

 

 

レッスン3 単純接触効果

 

頻繁にその人と会うと徐々に好感を持っていくという効果です。ビジネスでは、頻繁にメールや電話をする事で好感を持たせるのが狙いですが、宣教奉仕では逆効果になると感じます。

 

実際に宣教奉仕でこの効果を用いるなら、まずは直接訪問する事をお勧めします。仮に、相手の電話番号を知って連絡を取れるとしても、相手との信頼関係を築くまでは簡単な理由をつけて直接訪問する方が効果的でしょう。

 

大抵の電話での応対は、時間が取れないとか、忙しいという対応ばかりで、継続する研究になりません。でも実際には家にいて、訪問すれば出て来れる状況です。なので、「少し近くに寄ったので来ました。忙しいと思うので少しの時間よろしいでしょうか?」

 

これで大体5分ほどの研究を数回続ければ、単純接触効果で、訪問して来ても5分程度で終わると話を聞いてくれる様になります。逆に、まだ親しく無いのに15分以上の話をしてしまうと、相手にも家事や仕事があるのでなかなか応対してくれない様になります。

 

家の人に、「この人は週に一回くらい訪問してくるけど、5分程度だから作業に問題ないわ。

時間もほぼ決まってこの時間に訪問してくるから、時間の調節もしやすいし」と思ってもらえれば訪問が続いて研究になるでしょう。

 

ある程度信頼されたら、徐々に時間を伸ばすように交渉していけば、そのうち30分以上の研究にもなるでしょう。定期性と決まった時間で終わることが重要です。まあ、その特定の時間に訪問するのが難しいのですが……。

 

 

 

 

レッスン4 ピークエンドの法則

 

これはデートに最も効果があるという法則ですが、宣教でも必須の法則です。

内容としては、相手が一番嬉しいとか楽しいと思って喜んでいる時に終了するというものです。

 

実際に相手の喜んでいるピーク時を知る事は難しいですが、デートなら3時間程度、宣教奉仕なら5分から10分で、自分も相手もちょっと少ないかなと思うくらいの時間に調節するわけです。逆に、長いといつ終わるのかしらと今後の予定を気にする様になり、楽しさが半減して関係が続かなくなるというわけです。

 

相手が、「もっとお話ししたかった」とか「もっと一緒に居たかった」と思えば、また次に会おうという継続性が生まれるわけです。数回この関係が続けられれば、次も会おうと習慣化していくのです。

 

もちろん自分で、「楽しかったね、また次の何日にお会いしましょう」と言えば、相手も楽しかったという印象が残り、また会いたくなるわけです。もちろん笑顔で言うことが大切ですよ。

 

 

読んでくれてありがとうございます\( ^∀^)/

では、またね♡