三億円事件とは、未解決事件で筆頭に上がるほど有名ですが、実はすでに犯人は特定されているのではないかと言われています。

 

三億円事件とは、現金輸送車に積まれた東芝府中工場の従業員4525人に支給されるボーナス2億9,430万7,500円が白バイ警官に扮した男に奪われた事件である。

 

「三億円強奪事件」とも言われているが、日本の刑法においては本件犯行は強盗罪には該当せず、窃盗罪となるらしい。犯人の似顔絵も公開されました。

 

 

盗まれた約3億円には保険が掛けられていたことから、日本の保険会社が給付した補償金によって全額が賄われ、事件の翌日には全ての従業員にボーナスが全額支給されたそうだ。

 

その保険会社もまた再保険をかけており、日本以外の保険会社によるシンジケートに出再していたことから給付した金額分が補填されたために、直接的に日本国内で金銭的損失を被った者がいなかった。

 

犯人が暴力に訴えず計略だけで多額の現金強奪に成功し、保険による補償で金銭的に実害を被った者がいなかったことから、被害金額2億9430万7500円の語呂で現金強奪犯は「憎しみのない強盗」とも言われている。

 

しかし一方で、三億円別件逮捕事件を受けて後年自殺した人物や、捜査による過労で殉職した警察官が2名いるなど、事件の影響を受けて数奇な運命に翻弄されたり、不運に見舞われたりする人たちも一部でみられた。

 

実は、この三億円事件の犯人は警察関係者トップの身内であり、犯人はすでに自殺した後だったので、三億円を秘密裏に処理して、犯人の公表はしない事にしたのではないかと言われている。

似顔絵や証拠も多数存在したが、警察関係者内で揉み消していたようだ。