レッドドラゴンを倒して怪我を負ったライオス達だが、無事だったマルシルがチルチャック、センシ、ライオスの順で回復してくれる。

 

しかし、急激に傷を治すと回復痛がするという。

数ヶ月分の傷のダメージを一瞬で受けているのだろうか?

それならかなりの痛みがあるはずだ。

 

 

ファリンは回復前に痛みをとる魔法も併用していたようだが、マルシルは傷を治すことにのみ特化しているようだ。一瞬でくる痛みというのは、意外とキツイかもしれない。

なぜ、マルシルは痛みを取る工程を省いているのだろうか?

 

どこかで治療法を見て、不必要と判断した工程を省いているからかもしれない。

しかし、ライオスが傷を治した時は痒いだけで痛みまでは来ていない。

どうやら場所によっても痛い場所と痛く無い場所がありそうだ。

 

 

おそらく頭や心臓、内臓に近い部分ほど回復痛がひどく、足や手といった場所なら痛みは少ないのだろう。神経を治すと鋼の錬金術師の機械鎧を装着する時のように神経になんらかの影響を感じて痛みを発生させるのでは無いだろうか?

 

ライオスまで治療が完了すると、竜の体を切り開いてファリンを捜索する。

ミスリルの包丁が丈夫で調理し易いが、作業自体は大仕事だった。

レッドドラゴンの胃や腸をさらってみるが、どこにもファリンはいない。

 

ウンコでも13分の1以上の場所があれば回復できるらしいが、ダンジョン飯の世界ではかなり厳しいだろう。ちなみに、ダンジョン飯の舞台の元ネタとなっているウィザードリーの世界では、死者が灰になっても復活できる場合がある。

 

生存→死亡→灰→ロストとなっており、灰の状態で蘇生失敗するとロストとなり2度と同じキャラクターで冒険する事ができなくなるのだ。ゲームでは、蘇生前にセーブして、魔術師で蘇生させて、失敗した場合は電源を切ってやり直すことができた。

 

シンプルな作りのゲームながら面白い内容である。ネットが普及してラストを確認した結果、自分が冒険していたのが前半部分だけだったことに気がついて驚愕した経験もある。それほどまでに難しいゲームだったのだ。

 

しかも、宿で体力を回復すれば、数回で歳を取る設定だ。冒険者の引退まで出た時は、驚きとやるせなさを感じたりもした。

 

また自分で冒険したいが、冒険したく無いの葛藤が生まれそうなゲームではある。SwitchやPS5などで出てくれると嬉しいが、今の若者に人気が出そうでは無い。昔の人は忍耐力があったんだな……( ;∀;)

 

そうこうしているうちに、ライオスがレッドドラゴンの習性から、消化できないモノを火の息の燃料として蓄えている竜泉部分に辿り着く。ワーグやファリンの武器などが出現して、最後にファリンの人骨が発見された。ここからどう復活させるのだろうか?