レッドドラゴンに遭遇したライオス達ですが、レッドドラゴンのあまりの強さに手も足も出ません。

 

まずライオス達はマルシルによって防御魔法をかけてもらうのですが、どの程度まで効果があるかは全く分かりません。レッドドラゴンに踏まれても、内臓破裂を防げる程度かもしれない。

 

そして、ライオス達の狙い通りにレッドドラゴンは、一直線の道でライオス達を火の息で燃やそうとします。

 

センシがいつも使っているアダマント製の鍋で火の息を一瞬ですが防ぎます。

しかし、火の熱だけは完全には防御することができず、火の息によって高温になった鍋を放り投げてしまいました。

 

これは、火の息による熱まで考えていれば、防げていたということでしょう。ライオス達は、竜の火の息は弾くと考えていましたが、鍋で火を弾くのは一度も無かったので、センシが注意すれば防げてミスでした。

 

おそらくマルシルに対してしていたジェスチャーは、火の息によってアダマント製の鍋が熱くなって、鍋を放り投げてしまったのでレッドドラゴンの火の息を防ぐ手段が無いことを告げていたのでしょう。

 

マルシルは、ライオス達のジェスチャーが分からず、計画通りにレッドドラゴンを建物の下敷きにします。この方法は効率的で、切断したい建物のところに魔術の導火線を描いて、ピンポイントで建物を破壊する方法です。

 

 

 

 

魔力消費量も少なく、かつレッドドラゴンにもかなりのダメージを与えます。

レッドドラゴンは、しばらく頭を屈ませた状態で動かなくなっていました。

この時にライオスが剣を突き立てていれば、勝てたのでしょう。

 

しかし、ライオスの剣は生きたケン助なので、レッドドラゴンを目の前にして逃げてしまいます。そこでチルチャックもライオスの剣が逃げ出したことに気が付き、2人は口論になります。

 

センシが斧でレッドドラゴンを攻撃しますが、あまりダメージを与えられずに斧は破壊してしまいました。

 

 

 

 

センシが切り札のミスリル製の包丁を取り出します。

おそらくダンジョン飯の世界では、ミスリル製の金属が一番強い武器であるのでしょう。

しかし、包丁なのでレッドドラゴンに致命傷を与えるのが難しいと感じます。

 

 

 

ちなみに、ミスリル金属は、有名なトールキンの小説「指輪物語」に登場する伝説の金属で、ドワーフが鍛えることで鋼よりも強く、すごく軽い金属になるという物です。現代社会で言えば、アルミニウムやセラミックのような物でしょうか。

 

 

武器としては強いですが、ドラゴンクエストで出てくるようなオリハルコンよりは劣ると考えられています。オリハルコンは、古代のアトランティス大陸で生み出された伝説の金属で、現代では真鍮だったのではないかと言われています。

 

斧を失い、ミスリル製の包丁とケン助だけで本当にレッドドラゴンに勝てるのでしょうか?

 

 

 

 

↓実際に買ってみたら思いの外丈夫で重宝してますね。

肉とか魚とか、野菜とかも良く切れて調理し易いです( ^∀^)