元二世の方々がエホバの証人全体を虐待があったと訴えていますが、実はそこまで効果的ではありません。

 

なぜなら、エホバの証人という組織自体を攻撃しているからです。

一番効率が良く、エホバの証人にとって恐ろしいのは、虐待をしている親や会衆自体を訴える事です。

 

確かに、一般的な虐待や性的虐待には、10年程度で時効になってしまうケースが多いため、今訴えている元二世の方には申し訳ないですが、過去の事柄を訴えても勝てる可能性は低いです。

 

しかし、排斥と言われる破門状態ならば、過去5年から10年以内にあった人権無視案件なら十分訴えて勝つ事はできるでしょう。こちらが近付いて挨拶しても、避けるように逃げて行き、親も電話を切ってしまったなどです。

 

エホバの証人の教えという集団で虐待していたという内容なら時間と明確な証拠が必要ですが、それを確実に見つけ出すのは難しいです。しかも、国を跨いでの訴訟なので、アメリカの本部まで影響を与えることはできません。

 

それに対して、親や会衆は、虐待していたという証拠も揃いやすく、元二世の経験だけでほぼ勝訴できるでしょう。虐待していた事実は変わらず、法律に触れているために慰謝料が取りやすいのです。

 

しかも、エホバの証人全体への訴訟ではないため、エホバの証人本部や支部が証人として登場することがあっても、訴えられているのは親や会衆なので指示や援助は難しくなります。

 

これを踏まえると、エホバの証人という組織を訴えつつ、親や会衆を並行して訴訟を起こすのが良い戦略だと言えるでしょう。一つでも勝訴すれば、立て続けに他の虐待案件も勝つ可能性が高いからです。

 

まあ、さすがに、元二世の方も親や会衆を訴えることはしないとは思いますが……。日本の法律と、元二世という立場を考慮した場合、一番勝訴できるのは、会衆単位内で訴える事が一番可能性が高いと感じました。

 

また、排斥という内容で傷付けられた場合にも、名誉毀損や精神的苦痛を理由に勝訴できる可能性は高いと思います。むしろ、そちらの方が圧倒的に脅威かもしれない。

 

まあ、訴訟するかしないかは、元二世の方々が決める事なのですけどね。ぷれみあむ白猫パンチは、エホバの証人のハルマゲドンに対する見方は尊重しているので、存続してもらわなければ困りますが、かといってエホバの証人の虐待という事実は無かったというのも変な話なのでそこだけは、公正に扱ってもらいたいと思っています。

 

というか、エホバの証人は聖書を追求する上で重要な組織だと思ってるので、虐待やらが無ければそこまで問題視してないです。

 

それよりは、聖書に全く添っていないのにキリスト教を名乗ってるカトリック教会の方が嫌悪を覚えますね。聖母マリアを崇拝するなんて行為は、聖書には一切書かれていなくて、完全に異教からの影響を受けた宗教です。

 

プロテスタントは、聖書の内容こそ変えていないものの、三位一体や不滅の魂を信じているので、真理の追求という点では及んでいない。

 

エホバの証人の元二世も自分の境遇や体験を語るのは良いですが、地震や災害に遭ってる人を援助するような事はしていないはず。

 

このままハルマゲドンに突入するのは、どの組織も不安要素が強過ぎますね。エホバの証人と元二世が和解して、ある程度仲良くなれば良いのですが……。

 

理想としては、エホバの証人の暴走を止める組織として、仲介役になってくれたら嬉しいですね。エホバの証人として排斥されたとしても、ある程度の更生施設があった方が良いと思います。

 

仮に、エホバの証人に戻りたいなら酒や性などを制限して復帰するように助けて、結婚や交際などもエホバの証人ではできなかった状態でも同じ境遇に合った人と結婚する方が良いと考えています。

 

なので、エホバの証人元二世には活動を続けてもらい、排斥や断絶にあった人を励ましたり強めたりして欲しいですね。更に、職業訓練や社会復帰、宗教が不当に人々を扱う事を警告して欲しいですね。

 

やはり一つの宗教というのは聞こえは良いですが、暴走や独断を抑止する効果はありませんから。まあ、エホバの証人の派生なので、「エホバズチャイルド」とか名乗ってもよろしいのでは?