まだ途中ですが、トビト書や智慧の書、にはイエスやペテロに言及しているところが多数確認されました。キリスト教が意図的に隠している可能性もありますね。継続して調査を続けていきます。
まずは、トビト書、物語としては面白いが、アスモダイやラファエルが登場したりするくだりから、おそらく創作内容ではないかと思われる。しかし、結婚に関する神との内容などは意外とマトを得ており、ある程度引っかかる部分を除けば、聖典として読めるかもしれない。
パリサイ派やサドカイ派などは、イエスを試す時にトビト書の内容を言及している。おそらくイエスや使徒、パリサイ派の人などは知っていたと思われる。
サラという女性が登場するが、この娘は今までに七人の男に嫁がされたが、男たちは初夜の床に入るとそのつど、死んでしまったということです。ここから、パリサイ派の人は、7人の夫に嫁いだ女性が最後に死んで亡くなった時に、誰の妻になるかを問いかけました。
イエスは、この女性は誰の者にもならず、天使のようになると言いました。天に行く人は、男女も関係なく天に行って王となるので、おそらくその事を言っていると思われます。しかし、もともと創作だとするなら、正確な受け答えをしていたのか怪しい部分ではありますね。
私たちの所に7人の兄弟がいました。長男は結婚し,死にましたが,子孫がおらず,妻を兄弟のもとに残しました。 次男,三男,結局7人ともが同じようになりました。 最後にその女性が死にました。 そうすると復活の際,この女性は7人のうち誰の妻なのでしょうか。
全員が妻にしたのです」。 イエスは答えた。「あなた方は考え違いをしています。聖書も神の力も知らないからです。 復活の際,男性も女性も結婚しません。天使のようになります。 死者の復活に関して,神が語った事柄を読まなかったのですか。
こう言っています。 『私はアブラハムの神,イサクの神,ヤコブの神である』。この方は死んだ人の神ではなく,生きている人の神です」。 群衆はこれを聞いて,イエスの教えに大変驚いた。
結論としては、トビトが実際にいて、神の目から見て正しいのなら、神の目からは生きている事になります。
トビト書が創作、または偽外伝と呼ばれている理由は、トビトと妻のサラが結ばれるところでの下りでしょう。アスモダイという悪魔にサラの夫を殺されていたのに、天使であるはずのラファエルが、世の始まりから妻になる事が決まっていたという部分です。
自分の個人的な意見ではありますが、このラファエルとアスモダイは同一の霊体であり、7つの天使の一人であると考えられます。そう、7つの首を持つ龍であるサタンの一人かも知れません。
まず、聖書中にも天使にひれ伏そうとする記述はあるのですが、本当の天使はその行為を止めて神を褒め称えるように促しています。それに対して、ラファエルはトビトなどがひれ伏しているのを止めずに受け入れています。
聖書の中には、ミカエルとガブリエルという二人の天使だけが登場しますが、この外伝の記述から2つの説が浮上します。
①外伝によって悪魔と天使を登場させる事で、聖書のミカエルとガブリエルの見方を誤導しようとしている。
②あまり考えたくはないですが、ミカエルとガブリエル2人自体が危険な存在である可能性。
今のところ①が確定的ですね。そもそもミカエルに関しては、サタンと戦っている描写もある事から、少なくとも人類の味方であるはずです。
ガブリエルもギリシャ語聖書からの登場なので、敵の可能性はゼロではありませんが、イエスの誕生を予告しているので、おそらく人類の味方でしょう。
なぜ、ギリシャ語聖書になってから天使の名前が出てくるようになったのかは分かりません。
分かり次第追って報告します。