2023年にクアラルンプール市内に、新たに超高層建築ビルメルデカ118(Merdeka PNB 118/Warisan Merdeka Tower)が完成しました。
118階のタワーは、ホテル、リテイルストア、賃貸オフィスなどの他に娯楽施設や展望台などが備わっています。
ホテルは100〜111階までとなり、完成するとクアラルンプール市内が一望できる最高の場所のひとつとなっています。
高さは約656mとなり、2022年現在世界一高い中東ドバイにある高さ約829mのブルジュハリファに次いで世界第2位となっています。
東京スカイツリーも634mであり、最高の高さならばムルデカの方が上となっています。
驚きの高さですね((((;゚Д゚)))))))
市内の再開発エリアにあり、周辺整備を含めて最終的に2024年にすべてのエリアが完成する予定なので、来年がクアラルンプールに来るピークとなりそうです。
場所は、屋内アリーナのスタジアム・ネガラ(Stadium Negara)などがあるメルデカ駅(Merdeka)近くに位置します。
ムルデカ駅を出ると、すぐに高層のムルデカが目に飛び込んでくるので、迷うことはなさそうですね。
ムルデカ以外でも都市開発は進んでいます。
ブキビンタン(Bukit Bintang)から1駅のタン・ラザック・エクスチェンジ(Tun Razak Exchange)、通称TRXには国際金融特区として現在再開発が進行しています。
その中心となるのがエクスチェンジ106(The Exchange106)という、高さ492m、95階の高層ビルで2022年に完成しました。これは、世界で21番目に高いビルになるそうです。
こちらもまず高層ビルが完成したあと、公園をつくるなど周辺整備が進められている予定です。
こちらはちょっとわかりにくいかもしれませんが、王冠をイメージしたのだそうで、95〜106階部分は黄金色になっています。
どちらの高層ビルもコロナ禍で建築計画が大幅に遅れてしまったのですが、どうやら2022年には完成したようです。
The Exchange 106はクアラルンプール中心部KLCCエリアの南東に位置し、
MRT(鉄道)の「Tun Lazak Exchange (TRX)」が最寄り駅となります。
観光地として有名な「Bukit Bintang」の隣駅なので、
観光やショッピングついでに計画を立ててみてはいかがでしょうか?
それにしても100階前後の高さの超高層ビルが一気にできると、クアラルンプール市内には既存のKLタワー(KL Tower/Menara KL)、ペトロナス・ツイン・タワー(Petronas Twin Towers)と観光展望台が4カ所になります。
遠くから眺めると、近代都市の圧巻的な光景が見えそうですね。
実際にビルに登ってみると、地平線や水平線が見える景色に足がすくみそうですね。
空に引き込まれそうな景色を堪能してみるのも面白いでしょうね( ^∀^)