2018年12月17日午後7時半ごろに痛ましい事件がありました。

前の記事でも述べたようにマレーシアでは麻薬取引は重罪で、死刑になる可能性が高いです。

にもかかわらず、マレーシアの麻薬取引などは頻繁に発生しています。

 

この事件も麻薬取引組織が起こした事件でした。ジョホール州ジョホールバルのガソリンスタンドで発生した殺人事件で、殺害されたのはタン・アイクチャイ(44)さんという男性です。

 

 

この事件は12月17日に、タンさんが車のタイヤに空気を注入していたところ(マレーシアでは灼熱の環境で車を走らせる為、1週間に一回以上は車のタイヤの空気を入れた方がいいので)、男4人組がタンさんを襲ってナイフで刺し、容疑者らの車でひき殺されました。

 

マレーシア国家警察は12月21日までに関係者と見られる男女14人を逮捕しました。麻薬取引をめぐる金銭問題が殺人の原因だったと警察はみています。

 

逮捕されたのは16~26歳までの男女で、ジョホールバルやペナン、シンガポールでそれぞれ逮捕されました。警察は容疑者がほかにもいるとみており、逮捕者はさらに増える見込みです。

 

これまでの警察の調べでは、殺害されたタン・アイクチャイ(44)さんは秘密組織の一員で、麻薬取引のリーダーで高利貸しもしていたということです。警察はまた、殺人現場で使われた高級車と凶器となったナイフの行方も追っています。

 

マレーシアでは、年齢が10歳程度の子供でも麻薬取引組織などのマフィアになると、バイクを乗り始めて悪さをするようになります。

 

 

自分の知り合いの子供も、いつの間にかマフィアの組織と関係を持つようになり、今では消息不明です。どこかで改心してマトモな生活をしていれば良いですが、さすがにそれは望みが薄いかも知れませんね( ;∀;)

 

ちなみに、普通の学生でも17歳くらいで車の免許は取得できるようになるので、若くても一概にマフィアの関係者だというわけではないようですけど。