聖書予言といえば、ダニエル書を外す事はできません。

エホバの証人が100年かけて、いろいろ説明してくれているので謎もだいぶ解けてきたようです。

 

 

ネブカドネザル王の無茶振りを解き明かしたバビロニアから始まり、英米世界強国までを予言しているという巨像の予言。その後、神の王国によって砕かれて、神の王国の統治が全地に広がります。これは有名ですよね。

 

次にネブカドネザル王はまた夢を見て解き明かしをダニエルに求めます。

今回は、王にとっても痛手な内容の予言ですが、ダニエルは真実を伝えます。

 

世界樹が切り落とされて、7年ほど放置されますが、その後に芽が出て世界樹が復活して鳥達が安全に住めるようになるという予言です。

 

 

これは、最初はネブカドネザル王に当てはまり、神を敬わない態度を示したので、7年ほど正気を失います。その後正気を取り戻して、無事に王座に帰り着きました。

 

もう一つの壮大な予言として、神の王国が諸国民によって7時踏みにじられるというものです。この7時は、かなり壮大な数で、古代イスラエルでは1年を360日としていました。

 

ちなみに、「1年に対して1日」という記述がイスラエルの荒野をさまよっていた時に出てきます( ^∀^)

 

そこで7時とは、7×360=2520年に相当します。エルサレムが滅ぼされて捕囚された時の西暦前607年から2520年を計算して、1914年に神の王国が設立されるという予言です。西暦0年は計算に入れないという事で1年省くとこの年が出てきます。

 

ネブカドネザル王は神のお気に入りでしたが、孫のベルシャザル王は嫌われていました。

エルサレムの神殿の聖杯で宴会していたところ、この指文字が現れて彼を驚愕させます。

 

ちなみに、このベルシャザル王は、数年前までいなかったという歴史的な見解でしたが、証拠が見つかって聖書の正しさが証明されたようです。

ばんばんに批判されていたダニエル書も攻撃を受けなくなりました。

 

 

実は、この王は小心者で自分の尊大さを示すためにエルサレムにあった神殿の聖杯を用いて宴会を催したようです。エレミヤ書の予言も合わさって、この数時間後にメディア・ペルシャのキュロス王によってあっさり殺されてしまいます。

 

ダニエルは、この壁文字を解き明かして、帝国第3位の地位に着きますが、すぐに帝国が滅んだために幻の称号になるかと思われましたが、メディア・ペルシャでも首相の地位について継続して国を収めます。

 

 

ダニエルはメディア・ペルシャでもおそらく第3位の地位が与えられて、ダリウス王に仕えますが、他の高官達の嫉妬を受けてしまいます。ダニエルがエルサレムに向かって定期的に祈っている事を知った高官達は、ダニエルを罠にはめて殺そうとします。

 

祈る事を続けるダニエルを見て、高官達はダニエルを捕らえて、ライオンの穴に投げ込みます。

ダリウス王は良い王だったようで、ダニエルの刑に反感を示しますが、制定したのも自分なので策略を止める事はできませんでした。

 

ライオンの穴に投げ込まれたダニエルですが、天使の助けによって無傷で生還して王に引き上げられます。その後、高官達が抗議したのか、高官達とその家族が捕らえられてライオンの穴に投げ込まれます。今度は美味しい肉にありつけたライオン達でした( ^∀^)🍖

 

 

晩年になって今度はダニエルが恐ろしい夢を見ます。この四つの野獣の夢です。

それぞれ羽根ライオンがバビロニア、プーさんがメディア・ペルシャ、4頭飛翔豹がギリシャ、恐竜がローマを表しています。

 

 

一本角の雄山羊で表せれているギリシャ帝国と2本角の牡羊で表されているメディア・ペルシャ帝国の予言。アレクサンドロス大王が早過ぎて、宙に浮いているような描写がされている。

アレクサンドロス大王も、この予言を見て自分の事だと判断したとか言われてます。

 

はい、ダニエル書の第1から第8章までを端折って説明しました。

ここまでは、エホバの証人が解明した部分を要約したものです。

 

まあ、イギリスとアメリカの覇権がまだ残っている内に神の王国が到来して、2つの王国に取って代わる事が予告されているようです。

 

イギリスとアメリカを滅ぼす気か?と思ったら、ネブカドネザル王と神様に問い合わせてください。では、ダニエル書の後半も解説していきます。また楽しみにしていてください( ^∀^)