このような青い火山が見れる場所をご存知でしょうか?

インドネシアにあるイジェン火山です。

ここは、珍しい青い炎が見える火山地帯なんです。

 

この青い炎の原因は、この山から採掘できる鉱物の硫黄が関係しています。

600度近い地面から硫黄ガスが噴き出す事により、燃焼して青い炎を覆っているのです。

 

その硫黄ガスは危険で、観光客はナウシカの世界で使うようなガスマスクをしなければいけません。ガスは液状にもなって燃焼するので、辺り一面が硫黄の匂いで覆われてもいます。

このマスクが無いと、硫黄ガスを一気に吸い込んでしまい、死に至る危険もあるのです。

ただし、ガイドさんなんかは、そんなマスクで良いの? というような布製のマスクやスカーフなんかで登っています。

 

確かに、アスベルも布一枚で腐海の森を抜けていたけど……。

夜中のうちに山道を進まないと、一番上のような綺麗な青い火山の光景は見れません。

 

夜明けになると、青い炎が見え辛くなってしまい、せっかくの景色も普通の山道になってしまいます。なので、早めに進まねばならないのですが、昼間と夜の温度差が激しいので体調を崩してしまいがちです。

 

夜は寒いのを我慢して必死で登るので、硫黄ガスの危険だけを意識しますが、夜明けになると日が差し込んでくるので、周囲の状況も見えるようになります。

 

するとそこは、断崖絶壁だったのです。

すれ違いざまに人とぶつかるだけで、谷底に真っ逆さまに落ちそうな危険な場所です、ひええええ((((;゚Д゚)))))))

 

 

 

そこの火口付近でも硫黄の加工をしているので、液状の硫黄を加工して持って帰る事もできます。高温の硫黄を型に流し込み、様々な形にして、数分で持ち運べるようにしてくれます。

自分の時は、花のような加工をした物だけでしたけど。

 

 

この硫黄の持ち運びは過酷な仕事ですが、インドネシアの給料の平均月収の倍以上のお金が稼げるというので、朝から多くの運び屋とすれ違います。重い荷物を持っているのに、自分達よりもスムーズに動いて山道を登り降りしています( ・∇・)

 

 

日本でぬるま湯の生活ができて良かった……。

インドネシアの仕事の方々を尊敬します( ^∀^)\

 

自分の体力では、一回でも往復できないので……( ;∀;)

では、皆さんも危険と隣り合わせのイジェン火山に登って、神秘の体験をしてくださいね\( ^∀^)/

 

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