7月の「イーハトーブの風をもらって」にて。
宮沢賢治『春と修羅』第1集より「噴火湾 (ノクターン)」を朗読させて頂きます。
 
      〜イーハトーブの風をもらって〜
    日時   7月17日(水)  14時〜
    場所   カフェ&クラフト虔十
    入場料    1000円 (コーヒー付)
 
宮沢賢治の夏のサハリンへの旅の終わり、8月11日に、北海道から東北へ向かう汽車の車中で書かれた詩が、噴火湾(ノクターン) でした。
 
宮沢賢治がサハリンで見たものは何だったのか。
    ………
    青ざめたそらの夕がたは
    みんなはいちれつ青ざめたうさぎうまにのり
    きらきら金のばらのひかるのはらを
    犬といっしょによこぎって行く
    青ざめたそらの夕がたは
    みんなはいちれつ青ざめたうさぎうまにのり
   『春と修羅  第1集』補遺「自由画検定委員」より
 
こんな景色だったのかも。
 
9月の、会の演目は、朗読劇「ポランの広場」「 やまなし」です。