定例の、「銀河鉄道の夜」 全文朗読、の日でした。
発声を変えたことで、また少しテンポが良くなったみたいです。
息を多く使う声と少なく使う声でシーンを描き分けると、
リズム感が増して、台詞がもっと生き生きとしてくるようです。
今まで、台詞の呼吸が浅かったな、と、思うところがあって、
そこが生きてきたおかげで、後半がかなり変わりました。
生き生きした台詞と、生き生きした風景描写。
宮沢賢治の物語の朗読には、それが欠かせないのだけれど、
描写に濃淡を作ることで、二時間半がだいぶ楽になりました。
ちょっと思うところあって、発声法を変えています。
「プリオシン海岸」では、イギリス海岸で夢中になって遊ぶ生徒たちの姿が重なる。
トウモロコシの露が光る。
9月21日の賢治忌には、月島のカフェ「虔十」での「イーハトーブの風をもらって」、
朗読劇「銀河鉄道の夜」に参加させて頂きます。
一般的な朗読劇のスタイルで、
配役して、地の文章を振り分けて、全員が座って読むスタイルの朗読劇です。
今日見つけたリュウノヒゲ。
秋が深くなれば、青い実に。