絨毛膜下血腫で大出血→切迫とのことで
絶対安静生活となっていた私。
あの頃に1番振り回されたことが
「謎の悪寒」「酷い寒暖差」だった。

※以下の話は、
絨毛膜下血腫(切迫流産)全ての方に
あてはまる体験ではありません。
私の場合はこんなこと起きた、という話です。
なので、不安にならず「ただの一例」程度
に読んでいただけると幸いです。



季節は初夏。テレビからは
「梅雨もあけて今日も暑いです!」とか
「いやー連日暑さが増してますねー!」とか
そんな話が聞こえていた時期。

真っ昼間。
血腫が心配で安静にするために
布団に横たわっていた私の姿はというと……
“毛布”にグルグル巻きになり
寒い寒い言っていた。

まるで春巻か、ロールケーキのように
グルグル巻きに毛布にくるまっていた。
パジャマの上に長袖を着て、更に上に
冬用のモコモコパーカーを着ていたのに。
それでも、寒くて寒くて……。
もちろん、クーラーなんてつけてない。
むしろ、外の暑い空気を入れたくて
ガッツリ窓を開けていた。

こんな私だけど、手のひらだけは温かくて。
おなか……子宮だけは冷やすまいと
温かい手をおなかに置いて横になっていた。

本当に寒いんだけど、
そうしてしばらくすると今度は急に、
本当に“急に”暑くなる。
それで毛布をはいでみるけれど
またすぐに寒くなって……と、
とにかく落ち着かなかった。
「ゆっくり寝てろよ」と旦那に言われてたけど
落ち着かなすぎて眠れなくて……!

窓から見える青空と
日差しでボーボーになってく芝生を眺め、
聞こえてくる暑いという言葉を耳にしながら
もう……なんというか……
辛いは悲しいは虚しいは…………。

仕事を休んでただ横になって震えてるだけ、
おなかもすかない、むしろ気持ち悪い。
食べることが好きなハズの私の「楽しみ」
すら満喫できないし、気分転換にもならない。

毎週通っていた健診のための外出時は
もちろん上着持参。
バスや電車の公共機関が
エアコン効きすぎて寒いのは
よくあることだけど。
そうじゃなく、暑い日差しの下を歩く時も
悪寒がして長袖を着て歩いていた私。



ちなみに、病院で悪寒のことを伝えると
「自律神経失調症」だろうと。
妊娠により自律神経が乱れて、
体温調整がうまくできなくなってる

のだろうと。そんな診断だった。

1人め妊娠中の頃は、

こんな悪寒とか経験しなかったのに……。

そもそも、絨毛膜下血腫も切迫も

経験してなかったけど。

そんな震える日々が、結局
絶対安静期間中ほぼずーーっと続いた……。


そんな私の自宅安静生活のできごとでした。

 

出血で絶対安静③最初の2週間 へ続く

 

ココまでの「切迫流産で絶対安静」の記事↓
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出血で絶対安静①在宅勤務の許可をもらったが
出血で絶対安静②謎の悪寒が酷くて@初夏なのに
そもそもの始まり↓
絨毛膜下血腫①突然の大出血@会社
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