もちくもではありませんが、猫おばさんの活動情報ということで、細々とやっているVoicyの最新放送のお知らせです。

 

「うんち(💩)」を連呼!私が全自動トイレを断念した最大の理由、💩チェックの重要性を熱く語る命を守るための放送です(笑)

 

情熱の理由:我が家のもちの「食べる量と出す量が絶対におかしい!」という慢性コロコロ💩経験が原点で💩の状態チェックを開始!
健康のバロメーター:理想的な💩と危険な💩など、命に関わる危険なサイン「すぐに病院へ行くべきかどうか」の基準を交えて解説します。

 

次回は、今日語りきれなかったもちの「慢性コロコロ💩改善方法」を、水分、運動、フードの3つのアプローチで徹底的に深掘りします。

 

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※この記事は公式ブログの再掲載です。本編は👉こちら 

猫様と過ごす日々は、かけがえのない宝物です。ふと気づくと、子猫だったはずの猫様が、いつの間にか穏やかな大人の表情を見せるようになっている…そんな時、「うちの子はもうシニアなのかな?」と考える飼い主さんは少なくありません。

 

猫の老化は、一般的に7歳から始まると言われています。これは、人間の年齢に換算すると40代後半にあたります。見た目には大きな変化がなくても、体の中では少しずつ変化が起こり始めています。このシニア期をいかに快適に、健康に過ごせるかは、この時期からの飼い主さんのケアにかかっています。もちくもはまだまだ青年ですが、今からシニア期について知っておくのもよいかな。

 

今回は、シニア猫との暮らしで特に気をつけたい「食事」と「住環境」に焦点を当て、いつまでも元気に暮らせるための秘訣をまとめたいと思います。

シニア期に起こる体の変化を理解しよう

シニア期を迎えた猫の体は、様々な変化がゆっくりと進行します。これらの変化を理解することが、適切なケアの第一歩です。

 

基礎代謝の低下:以前と同じ量の食事を与えても、基礎代謝が落ちているため体重が増えやすくなります。肥満は糖尿病や関節炎などのリスクを高めます。


免疫力の低下:免疫機能が衰えることで、病気にかかりやすくなります。特に腎臓病や甲状腺機能亢進症、糖尿病などは、シニア猫に多く見られる病気です。


関節や骨の変化:骨密度が低下し、骨粗鬆症や関節炎のリスクが高まります。高い場所に飛び乗ったり、ジャンプしたりすることが辛くなるため、以前のように活発に動かなくなることがあります。


感覚器の衰え: 聴覚や視覚、嗅覚が徐々に衰えていきます。嗅覚が鈍ることで、食欲が落ちてしまうこともあります。また、視力低下により、夜間につまずいたり、家具にぶつかったりすることもあります。

 

これらの変化は徐々に現れるため、日々の小さなサインを見逃さないことが、飼い主さんにとって非常に重要になります。

食事で健康をサポート!シニア猫のためのフード選びと与え方

シニア期の健康管理において、最も重要なのが食事です。フードの選び方や与え方を工夫することで、様々な病気の予防や進行を遅らせることが期待できます。

フード選びのポイント

高タンパク・低カロリー:筋肉量の維持は、シニア猫の健康を保つ上で非常に重要です。良質な動物性タンパク質を豊富に含み、同時に肥満を防ぐためにカロリーを抑えた、シニア猫専用のフードを選びましょう。


リンとナトリウムを控える:シニア猫に特に多いのが腎臓病です。腎臓への負担を減らすため、リンとナトリウムの含有量が少ないフードを選ぶことが推奨されます。


水分補給を促す:シニア猫は飲水量が減りがちで、脱水状態になりやすい傾向があります。ドライフードだけでなく、水分を多く含むウェットフードを食事に取り入れることで、効率的に水分補給ができます。

 

なんか調べれば調べるほど、人間と同じですね。食べ物選びや身体の衰え方なんかね(笑)

与え方の工夫

少しずつ複数回に分けて与える:一度にたくさんの量を与えると、消化器に負担がかかることがあります。1日の食事量を数回に分けて与えることで、消化を助け、食後の吐き戻しを防ぐ効果も期待できます。


香りを立たせる:嗅覚が衰えると、食欲が落ちてしまうことがあります。ドライフードの場合は、ぬるま湯をかけてふやかしたり、ウェットフードの場合は少し温めたりして、香りを引き立たせる工夫をしてみましょう。

 

ドライもレンジで10秒ほど温めると香りが立って食いつきがよくなるって言いますよね。

住環境をバリアフリーに!快適なシニアライフを叶える工夫

体の変化により、以前のように自由に動けなくなるシニア猫のために、住環境を整えてあげることが大切です。

上下運動のサポート

猫様は高い場所が好きですが、シニアになるとジャンプや着地が体に負担をかけることがあります。

 

ステップやスロープの設置:普段から上り下りする場所(ベッドやソファ、窓際など)に、猫用の階段やスロープを設置してあげましょう。


キャットタワーの改装:段差が低く、足場が広いシニア向けのキャットタワーに買い替えたり、既存のタワーにステップを追加したりするのも良いでしょう。

トイレの工夫

低い段差のトイレ:関節炎などで足腰が弱っている猫のために、入り口の段差が低いトイレに変えてあげましょう。


トイレの数を増やす:1つのトイレまで行くのが億劫になったり、間に合わなかったりすることがあります。猫様がよく過ごす場所にトイレを増やすことで、排泄の失敗を防ぐことができます。

安全と安心の確保

滑り止め対策:フローリングなど滑りやすい床には、マットやカーペットを敷き、関節への負担を減らしてあげましょう。


隠れ家の確保:ストレスや不安を感じやすいシニア猫のために、静かで落ち着ける隠れ家を複数用意してあげましょう。


室温管理:高齢の猫は体温調節が苦手になります。季節に合わせて室温を適切に保ち、猫が快適に過ごせるようにしてあげましょう。

これは年齢に関係なく、整えてあげると良い項目ですね。

獣医療の活用と日々の観察

シニア期の健康管理に欠かせないのが、獣医さんとの連携と日々の観察です。

 

定期的な健康診断:7歳を過ぎたら、年に1~2回の健康診断を受けることを強く推奨します。血液検査や尿検査を行うことで、見た目では分からない病気の兆候を早期に発見できます。

 

日々の観察ポイント:食欲や飲水量、排泄物の状態、体重の変化、歩き方、鳴き声など、些細な変化にも気づいてあげましょう。これらの情報は、動物病院での診断に役立つ大切な手がかりになります。

まとめ

ゆっくりと進む老化のサインを見逃さず、食事や住環境、日々のケアに気を配ることで、猫様は穏やかで幸せなシニアライフを送ることができます。猫様がいつまでも安心して、心豊かに暮らせるよう、準備をしたいですね。

 

※この記事は公式ブログの再掲載です。本編は👉こちら 

猫おばさんのモヤモヤシリーズになりつつありますが、今日は保護団体のお話。

 

動物の命を救うという熱意は重要ですが、保護活動の継続には感情だけでなく理性的な運営が不可欠です。譲渡活動している保護団体が「寄付に過度に依存し、自走できない運営体制」である場合、その不健全な構造は、活動そのものの信頼性を低下させ、継続性も怪しいと思ってしまいます。

 

私自身、我が家の長男もちを譲渡施設から迎え入れた際、その団体の活動の仕方や運営体制に深く共感できたからこそ、安心して家族に迎えることができました。保護団体の運営体制が抱える構造的な問題点と、これから猫ちゃんをお迎えしようとする方のため、避けるべき団体を見極めるための客観的なポイントをまとめようと思います。

寄付依存が引き起こす「活動の不安定化」と倫理の歪み

健全な団体にとって寄付は「活動を支える応援」であり、活動の主軸は自立した運営にあります。しかし、運営を寄付に全面的に依存し「自走できない」状態にある団体は、その不安定さゆえに、以下のような深刻な構造的問題とリスクを抱えています。

財政の破綻リスクと持続可能性の欠如

不安定な財源: 寄付は景気や社会的な話題性に左右される極めて不安定な財源です。これが主たる財源である場合、活動の継続そのものが不安定になり、資金が滞れば、真っ先に医療費や良質なフード代が削減されます。これは、動物のQOL(生活の質)が外部の経済状況に完全に左右されている状態であり、持続可能性が致命的に欠如しています。

 

運営責任の曖昧化: 常に人々の善意に頼る構造は、活動家自身の金銭的な責任感を麻痺させる可能性があります。その結果、収容能力を冷静に見積もることができず、過密飼育が常態化しがちです。頭数が増えるほど管理が雑になり、団体内部で猫の免疫力低下や感染症の蔓延を招きかねません。

活動の自己目的化と情報の不誠実

「救う行為」への執着: 寄付に依存する団体は、自己肯定感や活動継続のために、猫様の世話の質よりも「悲惨な現状を訴える広報活動」にエネルギーを割かざるを得ません。その結果、活動が自己目的化し、本来の目標である「猫様の幸福な譲渡」よりも、自分の手元に置き続けることが優先されがちになります。

 

医療情報の隠蔽誘因: 資金難は、本来必要な治療の先送りや、譲渡時に猫様の健康リスクを正確に開示しないという不誠実な行動につながる強い誘因を生みます。これは、譲渡される猫ちゃんの経歴の信頼性を損なう最も大きな要因の一つです。

不健全な団体を見極める5つのチェックポイント

安定した運営ができていない団体は、倫理的にも問題があるケースが多く、譲渡の際に不正確な情報を提供するリスクが高まります。以下の客観的な基準で団体を評価し、避けるべき団体を見極めましょう。

感謝と報告の欠如(寄付を当然視する姿勢)

一方通行のコミュニケーション: 寄付をしてくれた個人や企業に対し、SNSやブログなどで感謝の意を表明したり、寄付金の使途を具体的に報告したりしない団体は、寄付を「受け取るのが当然の権利」と見なしている可能性が高いです。

 

倫理観の欠如: 困った時だけ支援を求め、それ以外の通常時の活動報告や、集まった善意に対する感謝の言葉がない団体は、活動の倫理観やマネジメント文化に欠けていると判断できます。健全な団体は、支援者への感謝を通じて、活動の透明性を高めます。

医療履歴と譲渡実績の不透明性

団体の信頼性と誠実さは、情報開示の徹底度に最も表れます。

 

書面による証明の欠如: ワクチン、不妊去勢手術、FIV・FeLV検査の結果など、獣医師による正式な証明書の提示を避け、口頭の説明だけで済ませようとする団体は避けるべきです。書面による証明は、猫の経歴の確実性を担保する最低限の要件です。

 

実績の欠如: 寄付の募集は熱心だが、新規保護(IN)と里親決定(OUT)の正確な頭数や実績を公開していない団体。これは、猫様を適切に「卒業」させる出口戦略がないことの表れです。

 譲渡ルールの客観性と外部連携の欠如

譲渡ルールが猫の福祉ではなく、団体の都合に基づいているか、組織が孤立していないかを確認します。

 

不合理な選定基準: 合理的根拠に欠ける選定基準や、団体の独善的な理想を押し付けようとする団体は避けるべきです。譲渡後のプライバシー侵害に繋がる過度な干渉がないかも重要です。

 

独善的な運営: 地域の獣医師や他の団体、行政との連携が少なく、外部からの客観的な意見やアドバイスを拒否する傾向がある団体。これは、活動が自己満足に陥っている強いサインであり、トラブル発生時に外部の助言を求めることができず、問題解決能力が低いと言えます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。あくまでも猫おばさん視点の内容ですが、保護や譲渡の活動の継続性は、いかに事業としてその活動を成り立たせるかにかかっていると思います。実際猫様を保護して、譲渡するまでにはたくさんの人の力やお金が掛かります。それを運営できるだけの収入の柱がないと継続しないと思うんです。その収入の柱を寄付に完全に依存している場合は、活動の継続というよりも、他人のお金で個人の熱意を維持している状態に陥っていると見られても仕方ありません。

尊い活動を持続させることをしっかりと考え、お世話している人もされている猫様もハッピーな関係になれる、そんな団体を応援したいし、そういう所から猫ちゃんをお迎えして欲しい。そういう猫おばさんの個人的な視点でまとめてみました。ご参考になれば幸いです。

 

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