『もち』の排便問題は、ただのコロコロうんちではありませんでした。この問題解決のために、猫おばさんが徹底的に見直した「水分」「運動」「フード」の3要素について、その成功の道のりと秘訣を公開します。

 

水分摂取の壁: カリカリ派の『もち』が水を飲まないという最大の壁をどう打ち破ったのか?ウェットフードへのユニークな工夫や、給水機や蛇口に関する驚きの発見など、成功例を公開します。

 

運動量の調整: 腸の動きを活性化させるために、猫おばさんが意識的に行った運動時間の確保と、それによるコロコロうんちへの効果についてお話しします。

 

最終的に効いたフードの衝撃: 水分や運動を頑張っても改善しなかったコロコロうんちを、劇的に解消してくれたフードの存在。これを食べ始めてから、便の質と量が目に見えて改善した事実について語ります。

 

この放送を聴けば、「何を試してもダメだった」というあなたの愛猫のコロコロうんち問題に対する、具体的な突破口(ブレイクスルー)が見つかるはずです。

次回の放送では、今回の「救世主フード」に焦点を当て、「慢性コロコロうんちに本当に効くフードの選び方」を深掘りしてお届けする予定です。ぜひフォローをお願いします!

 

 

 

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※この記事は公式ブログの再掲載です。本編は👉こちら 

私の保護活動に対する考えを聞いてください!

 

Threadsで見た投稿で、保護活動をしている施設に子猫を置いていったりする人が後を絶たないそうで、置いた人は良いことをした、助けた気でいるが、そのせいで施設の運営状況が逼迫していることが多いという内容。もちをお迎えした施設も、積極的に猫を保護するのではなく、人慣れさせてずっとのおうちを見つける役目をしていて、そこにも猫を置いていく人がいると聞いたことがあります。

 

保護猫活動は、命を救う崇高な活動ですが、その現場は常に限界ギリギリの状態で運営されています。この活動を持続不可能にしている根深い問題、すなわち構造的な危機と社会的な誤解について、今日はまとめたいと思います。

危機 :無責任な流入による「出口なき多頭飼育崩壊」

保護団体が多頭飼育崩壊(セカンド崩壊)に陥る最大の原因は、キャパシティを超えた猫の流入が止まらないことです。その裏には、「動物の命の責任を他者に丸投げする」という無責任な行動が横行しています。

1. 悪質な「善意の勘違い」が引き起こす最悪の事態

特に深刻なのは、保護活動をしていない一般の施設(例:猫カフェ、動物病院、個人経営のペット関連店)に、野良猫や迷い猫を無断で置いていく行為です。

 

資金力・キャパシティの完全無視:これらの施設は、猫を恒久的に保護したり、新しい里親を探すための法的・経済的な基盤も、適切な収容スペースも持っていません。


「無視できない」という人情につけ込む: 施設前に猫を放置された場合、その施設側は「命を捨てるわけにはいかない」という人情から、本来引き受けるべきではない猫を引き受けてしまうケースがあります。


余分な支出が与える運営への影響:本業とは別に、置いていかれた猫の高額な医療費や日々の管理費用が、そのまま施設の運営費を圧迫し、結果としてその施設が多頭飼育崩壊や倒産に追い込まれる原因の一つとなります。

 

この行為は「良いことをした」のではなく、特定施設に他者の経済的・倫理的責任を押し付け、その運営を停止させる「悪質な遺棄」に他なりません。Threadsでの投稿で、それを良いことをしたと考える人がいるということに驚かされました。視野が狭い人、相手の立場になって考えることができない人が多いんですね。。。

 2. 猫が持ち込まれることによる施設へのダメージ

初期医療費の押し付けとスペース確保の必要性
外部から来た猫は、致死性の高い感染症(FIVやFeLVなど)キャリアの可能性があります。ウイルス検査や隔離期間や場所の確保が必須となります。
持ち込まれた猫の初期医療(検査、ワクチン、不妊去勢手術)費用は高額であり、また隔離スペースを既存の猫たちの生活スペースから作り出す必要があります。ギリギリで運営されている施設では、これも大きなダメージとなります。

保護したい命と出会ったときに取るべき責任ある行動

命の責任を他者に丸投げせず、本当にその命を救いたいと願う人が取るべき行動は、以下の通りです。

1. 命の責任を公的に担保する

行政機関(動物愛護センター・保健所)への連絡と相談: 猫の保護は、本来行政の責任のもとで行われるべきです。まずは行政に連絡し、公的な責任の下で対応を求めるのが、最も責任ある行動です。

 

拾得物としての届出: 迷い猫の場合は、警察に拾得物として届け出ることが、元の飼い主を見つけるための法的義務であり、最初のステップとなります。

2. 適切な保護団体を探し、初期支援をして託す

保護活動を専門とし、譲渡実績があり、財務が公開されている信頼できる団体を探して相談し、以下の「初期投資」を行うことも責任ある行動です。

 

初期医療費の自己負担: 団体に引き取りを要請する前に、ウイルス検査、ノミ・ダニ駆除、基本的な健康診断などの初期医療を、自己費用で済ませることが、団体への最大の支援となります。これにより、団体の高額な初期支出を防ぎ、他の保護猫への感染症リスクを最小限に抑えられます。

 

一時的な隔離と飼育(預かり): 数週間から数ヶ月間、自宅で隔離し、一時的な飼育(預かり)を請け負うことも、団体側のスペース確保の負担を軽減する大きな助けになります。

3.自らが「預かりボランティア」として繋ぎ役となる

猫を譲渡可能な状態にするための「人慣れ」や「初期飼育」を、団体に代わって引き受ける預かりボランティアとして協力することも、命を救う重要な役割です。団体の負担を減らし、猫がずっとのおうちに繋がるまでの道のりを直接サポートできます。

まとめ

無責任な遺棄は、「良いことをした」という自己満足の裏で、保護活動の現場を資金的・倫理的に追い詰める悪質な行為です。まずはこの事実を知ることが必要ではと思い、まとめてみました。

 

猫の命を救うためには初期医療費や手間というコストがかかるという現実を、広く社会全体が理解する必要があります。次にまとめようと思ってますが、私はこういった命を救うための活動は、行政との連携が不可欠、いや、現状、現実的には民間では難しいのではと思っています。まずは、ギリギリで活動されている団体の方が、苦しまないよう、適切な行動をとれるように周知する、人々が知っていくことが必要なのではと思います。

 

 

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「うちのもちは、綿棒で鼻の入口を優しくほじると、まるで恍惚とした表情で口をパクパクさせたり、綿棒を舐めようとしたりするんです。」

これって猫の習性なのでしょうか?あるいは、単なる反射なのでしょうか?

 

そもそも何で鼻の入口をホジホジするようになったかといいいますと…

実はもちはアレルギーなのか、片方の目からの目ヤニが出てます。一度病院に相談したのですが改善せず、本人も元気なので私が気づいたら目を拭いてあげて過ごしています。ここ最近この目ヤニが少し酷くなり(本人は相変わらず元気ですが)、お鼻にその汚れが入っていることがあります。若干風邪気味な症状が続いてますが(くしゃみを時々するけど)、本人は元気で病院に行かずに様子を見てます。
でも、お鼻に汚れがあるのはもしかすると息がしにくいかもとお鼻の入口をお手入れするようになりました。

 

そして調べたところ、この「お口パクパク」は、猫の敏感な感覚器官に結果起こる、猫ならではの特別な快感表現である可能性が非常に高いのです。

「お口パクパク」は猫の普遍的な習性ではない

まず前提として、「すべての猫が綿棒で鼻をほじられると喜ぶ」という普遍的な習性はないようです(笑)多くの猫は、顔の敏感な部分に異物を近づけられることを嫌がります。

 

しかし、もちのように特別な喜びを示す猫がいるのは、綿棒が猫の「グルーミング本能」と「敏感な感覚器官」を絶妙にくすぐっているからです。やはり美意識高い系猫男子、もちならではなのでしょうかね。

猫の鼻の構造と「ほじれない」事情

ご存じの通り、猫様は体を舐めて清潔を保ちますが、自分の鼻の穴の入り口付近や、顔のくぼんだ部分に溜まる汚れ(いわゆる鼻くそ)を完全に除去するのは、舌や前足の構造上、困難です。

 

本来、この部分は仲間や親猫が優しく「アログルーミング(相互の毛づくろい)」を行うことで清潔に保たれます。私が綿棒で行うこの行為は、まさにこの「愛情とケアのアログルーミング」の代用としてもちに受け入れられているようです。

【核心】綿棒で「パクパク」「ペロペロ」する理由

綿棒を鼻の入り口で動かした際の「口の動き」は、単なる気持ちよさだけでなく、猫の鋭い感覚が働いている証拠です。

理由:顔面神経への刺激による「快感反射」

猫の顔面全体は、非常に重要な三叉神経(さんさしんけい)によって支配されており、顔周りの刺激に対して敏感に反応します。

鼻の入り口は特に神経が集中している敏感なエリアです。綿棒という細かく、柔らかすぎない異物でこの部分を優しく刺激することで、猫は一種のくすぐったさや独特の快感を感じています。この刺激が脳に伝わり、それが無意識の「口をパクパクさせる反射」として現れていると考えられます。これは人間でいう、くすぐられて笑ってしまうような、生理的な反応に近いものです。


そういえば確かに綿棒を鼻の近くに持ってこないように邪魔をしてくるのですが、くすぐったい気持ちいいのかもしれないですね。

理由:最高の「愛情グルーミング」として認識

猫様は、愛情の証として頭部や顔を撫でられることを好みます。安心感を与えるフェロモン(アロマ腺)を分泌しているのが、頬やあご、頭部だからです。

綿棒で鼻の入り口という「自分でケアできない、かゆいところに手が届く」場所を刺激されることは、母親猫や信頼する仲間が行ってくれる最高のグルーミングと同義です。口をパクパクさせるのは、その「もっと続けて」という喜びを体全体で表現している状態なのかもしれません。


綿棒のケアと同時に大好きな顎ナデナデもするのですが、普段は抱っこされるのが好きではないもちですが、脱力して気持ちよく抱っこされてくれるのは、安心してくれているからなのかもしれませんね。

愛情表現を楽しむための安全なケアと綿棒の使い分け

もちのように綿棒でのケアを愛してくれる猫様に対しては、その愛情に応じた正しい手順と安全性が不可欠です。

独自の「ウェット&ドライ」ケアの重要性

私が行っているケア、猫おばさん流「ウェット&ドライ」ケアの方法をご紹介しましょう。いたって簡単。綿棒の片方を湿らせ、片方をドライのままにし、2種類を使い分けてお鼻をホジホジしています。

ステップ1:ウェットで汚れ除去

乾いた綿棒で擦ることで生じる摩擦の刺激を緩和します。鼻の入り口の汚れは固まりやすいため、湿らせることで汚れを柔らかくし、粘膜を傷つけずに効率よく溶解・除去できます。

ステップ2:ドライで仕上げ

湿ったまま終わると、その部分にホコリが付着しやすくなったり、水分が蒸発する際に冷えて不快に感じたりする場合があります。ドライの綿棒で仕上げることで、残った水分を優しく吸い取り、サラッとした快適な状態に保てます。

この「ウェットでスッキリ→ドライでサラッと」という一連の丁寧なケアが、もちにとっての「念入りなグルーミングの完了」という満足感につながっています。

必須の安全対策

鼻孔(穴)の中には絶対に入れない:綿棒で刺激するのは鼻の「入り口」までとし、鼻孔の中に深く入れてはいけません。猫の鼻腔内は非常にデリケートな粘膜で覆われており、傷つけたり、綿の繊維が残ったりするリスクがあります。


嫌がったら即中止:もし猫が顔を振ったり、逃げようとしたり、耳が後ろに倒れたり(イカ耳)したら、すぐに止めましょう。これは猫からの「刺激が強すぎる」という明確なサインです。


高品質な綿棒を使用:抜けにくいよう巻きがしっかりした綿棒を使用しましょう。

まとめ

もちの「綿棒でお鼻ホジホジ」は、お鼻の汚れを取るために私が始めたケアですが、もちはこのケアを安心と快感として認識してくれているようです。この時だけは、おとなしく抱っこされ、気持ちよさそうに体をゆだねてくれます。くもには試してませんが(お鼻も汚れてないですし)、もちの特別ケアとして続けてあげようと思います。皆さんもお手入れの一つに取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

 

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