もちくもではありませんが、猫おばさんの活動情報ということで、細々とやっているVoicyの最新放送のお知らせです。

【Voicy第4回】「許せない」論争に終止符?保護猫の譲渡条件とペットショップ購入について、私の正直な考え。

最近SNSで頻繁に目にする、ペットショップでの購入と保護猫の譲渡条件の厳しさに関するモヤモヤ。

 

この放送では、パーソナリティの猫おばさん自身が保護猫を迎えた経験から、猫の命とお金というテーマに踏み込みます。

 

・ペットショップ購入は、保護猫の条件を「お金で解決」しているのか?
・「厳しすぎる」と言われる譲渡条件は本当に必要なことなのか?
・子どもを預けるのと同じ。保護団体側の「当然の判断」とは?

 

リスナーの皆さんに、このモヤモヤに立ち向かうための正直な考えを届けます。

この内容を音声で聴く(約6分)/


以前の放送はこちらから聴けますよ。

 

**より詳細な内容(テキスト)をお求めの方は**

自由で気まぐれ、それでいてどこか神秘的な猫様。彼らのマイペースな生き方は、私たちを魅了し、心に安らぎを与えてくれます。猫様と暮らしていると、本当に色々なことを教わります。人生の教訓や哲学を学ばせて頂いている気さえします。

 

実は歴史を振り返ると、数多くの著名な作家や芸術家たちが猫おばさん同様に猫様の魅力にとりつかれ、その姿からインスピレーションを得てきました。

今回は、そんな偉人たちが愛した猫様にまつわる名言を厳選し紹介します。

愛と信頼を教えてくれる名言

猫様は、愛情表現が控えめな生き物だと思われがちですが、彼らの行動には、深い愛と信頼が隠されています。

1. 「猫は、絶対的な感情の誠実さを持っている。」"A cat has absolute emotional honesty."(アーネスト・ヘミングウェイ)

ノーベル文学賞作家ヘミングウェイは、生涯にわたり多くの猫を愛しました。彼の邸宅には、常にたくさんの猫が暮らしていたと言われています。この言葉は、猫の感情が飾り気のない、純粋なものであることを示しています。猫が甘えてくるのは、本当に甘えたい時であり、そばにいるのは、心から安心している証拠。私たちも猫のように、感情に正直に生きるべきだと教えてくれているのかもしれません。

2. 「最も小さなネコ科の動物は、最高傑作である。」"The smallest feline is a masterpiece."(レオナルド・ダ・ヴィンチ)

レオナルド・ダ・ヴィンチが猫という存在をいかに完璧な創造物として見ていたかを表しています。猫の「可愛さ」だけでなく、その存在そのものが持つ芸術的かつ科学的な完成度をたたえた、ダ・ヴィンチの猫に対する深い愛情と洞察が凝縮されたものなのです。

3. 「猫を嫌いな人間は信用できない。」"If a man could be crossed with a cat, it would improve the man, but it would deteriorate the cat."(マーク・トウェイン)

アメリカの文豪マーク・トウェインは、猫好きとして知られています。この言葉は意訳のようですね。原文を直訳すると、「もし人間と猫をかけ合わせることができたなら、人間は向上するだろうが、猫は劣化するだろう」となります。

猫の持つ独立心、知性、そして気高さを深く尊敬しており、人間には猫のような優れた性質が欠けていると考えていました。

この言葉は、彼の猫に対する深い愛と、人間社会への皮肉が込められたものなのです。トウェインの意図を汲んだ形で「猫を嫌いな人間は信用できない」という名言として広まったと言われています。

自由と独立を称える名言

猫様の最大の魅力は、何にも縛られない、自由で独立した生き方です。彼らのその姿は、私たちに多くのことを示唆します。

4. 「私は猫を愛する。なぜなら、猫は私を愛していないからだ。」"J'aime les chats parce que je n'aime pas le regard des gens qui m'aiment."(ジャン・コクトー)

フランスの芸術家ジャン・コクトーのこの言葉は、少し挑発的に聞こえますが、猫の独立した精神を称える深い愛情が込められています。猫は、人間に依存せず、自分の意志で、誰を愛するか、誰に心を許すかを決めます。この名言は、愛とは強制するものではなく、お互いの自由を尊重し合う関係こそが尊いという、猫との関係性を示しています。

5. 「猫は詩人であり、哲学者だ。」"J'aime les chats parce qu'ils sont à la fois poètes et philosophes."(ジャン・コクトー)

コクトーは猫を深く洞察していました。猫の静かで深い眼差しや、瞑想的な姿に多くのインスピレーションを見出しました。猫は、言葉を持たない分、その仕草や行動の一つ一つに、言葉を超えた美しさや哲学が隠されています。窓の外をじっと見つめる猫の姿は、私たちに「今」を生きることの尊さや、世界の美しさを再認識させてくれます。

神秘性と人生の真理に迫る名言

猫様の持つミステリアスな魅力は、多くの人々の想像力をかき立て、人生の真理へと導いてきました。

6. 「神は猫を発明した。人間が虎に触れることができるように。」"Dieu a inventé le chat pour que l'homme puisse caresser le tigre."(ヴィクトル・ユーゴー)

フランスの文豪ヴィクトル・ユーゴーは、猫の持つ野性的な美しさや神秘性を、ユーモラスに表現しました。猫は、私たちのごく身近な場所で、野性の魂や本能の存在を思い出させてくれます。日々の暮らしに追われ、忘れかけていた冒険心や好奇心をくすぐる、そんな存在が猫なのかもしれません。

7. 「もしあなたが猫なら、何かがうまくいくときにそれを知るだろう。」"If you're a cat, you'll know when something is going well."(チャールズ・ブコウスキー)

小説家チャールズ・ブコウスキーは、猫の持つ神秘的な賢さを表しました。猫の持つ鋭い直感や、言葉にできない事柄を察知する能力を高く評価しており、人間にはない猫の賢さを称賛していました。

人間が理屈で物事を判断するのに対し、猫は言葉にできない雰囲気や状況を瞬時に察知します。彼らがリラックスしている時、それは飼い主にとって「すべてが順調だ」という最高のサインなのです。

まとめ

猫様が人生の教訓や哲学を教えてくれる最高の師というのはおわかり頂けたでしょうか。猫様との毎日は心豊かな学びが隠されています。今日から、猫様のそばで、その一挙手一投足に耳を傾け、彼らが何を伝えようとしているのか、感じ取ってみてはいかがでしょうか。

 

 

※この記事は公式ブログの再掲載です。本編は👉こちら

猫様が狭い隙間をスルスルとすり抜けたり、高所から軽やかに着地したりする姿を見て、「まるで液体みたいだな…」と感じたことはありませんか?我が家は透明の宇宙船がキャットタワーのてっぺんについてます。くもがそこでお昼寝するのがすきですが、宇宙船の中で溶けて液体になってます(笑)そのしなやかさには、いつも驚かされます。

 

 

我が家のヨガマスターくも氏(笑)

この驚異的な柔軟性の秘密は、一体どこにあるのでしょうか?それは、猫様の骨格や体の構造に隠されています。今回は、なぜ猫様があんなにも柔軟で、どんな場所にも入り込めるのか、その理由を詳しく解説します。

 驚きの事実!猫様の骨は人間より多い?

まず知っておくべきは、猫様の骨の数です。私たち人間の骨の数は約206個ですが、猫の骨の数はそれより多い、なんと約250個もあります。この骨の数が、猫様の柔軟性の秘密を紐解く最初の鍵となります。

1. 背骨の秘密

猫様の背骨の椎骨の数は、人間(24個)よりも多い、約30個で構成されています。この椎骨が多いため、背骨の可動域が非常に広くなっています。さらに、椎骨と椎骨をつなぐ靭帯が非常に柔らかく、まるで独立したブロックが連結されているかのように、体を柔軟に曲げたり、ねじったりすることができるのです。これにより、猫様は体の向きを180度以上変えることも可能になります。

2. 尻尾はバランスの要

尻尾には、約20個もの骨(尾椎)が詰まっています。尻尾は、体を柔軟に動かす際のバランスを取る重要な役割を担っています。高い場所から飛び降りたり、細い塀の上を歩いたりする際、尻尾を巧みに動かして体のバランスを調整します。まるで舵のように機能することで、不安定な場所でも安定した動きを可能にしているのです。

鎖骨がない?柔軟性を生むもう一つの秘密

猫様の驚異的な柔軟性は、骨の数だけが理由ではありません。その秘密は、「鎖骨」にあります。私たち人間には、肩幅を固定するしっかりとした鎖骨がありますが、猫様には、この鎖骨がほとんど退化しています。

1. 狭い場所もスルスル

鎖骨がないことで、猫様の肩の可動域は非常に広くなります。また、肩を自由に動かせるため、体を極限まで細くすることが可能です。

猫様が狭い隙間に入る前に、頭から入り口の幅を測る姿を見たことがあるかもしれません。これは、「頭が通るほどの隙間があれば、鎖骨で肩幅が制限されないので、体全体も通過できる」ことを本能的に知っているためです。

 2. 骨格としなやかな筋肉の連動

柔軟な骨格に加えて、しなやかで強い筋肉が、その動きを完璧に支えています。筋肉が骨格の動きをスムーズにし、着地時の衝撃を吸収するクッションの役割も果たします。この骨格と筋肉の絶妙な連動こそが、猫様の「液体」のような動きを生み出しているのです。

狩りとサバイバルに役立つ能力

猫様の柔軟性は、単なる不思議な能力ではありません。それは、彼らが野生で生きていくための、狩りとサバイバルに特化した、驚くほど合理的で完璧な構造なのです。

1. 狩りのためのしなやかさ

獲物を捕らえる際、猫様は素早く体をひねったり、急な方向転換をしたりする必要があります。柔軟な背骨と鎖骨のない肩は、これらの俊敏な動きを可能にし、獲物の動きに合わせて体を瞬時に変化させることができます。獲物に最高のパフォーマンスを発揮するために、この柔軟性は不可欠なのです。

2. 命を守るためのサバイバル能力

猫様の柔軟性は、命を守る上でも重要な役割を担っています。高い場所から落下しても、体を素早くひねって足から着地する「立ち直り反射」は、猫様の優れた柔軟性があってこそ可能な能力です。しなやかな骨格と筋肉が、着地時の衝撃を分散させ、骨折を防ぎます。これは、彼らの命を守るための重要なサバイバル能力なのです。

まとめ

猫様の柔軟性は、人間の約1.2倍も多い骨の数、鎖骨の欠如、そしてしなやかな筋肉の組み合わせによって生まれています。

彼らの身体は、狩りとサバイバルに特化した、驚くほど完璧で美しいフォルムですね。今回柔軟性の秘密を知って、より一層愛らしくて尊くて、完璧でかわいい存在だなと改めて思いました。

 

 

※この記事は公式ブログの再掲載です。本編は👉こちら