親子猫、保護しました。 | teamねこのて活動日記〜命を繋ぐために〜

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2018年4月に結成した兵庫県伊丹の「team ねこのて」です。保護と譲渡を主にしているボランティアグループです。M代表の自宅シェルターには、現在約80匹の保護猫が暮らしています。日々の活動を報告をしていきたいと思っています。よろしくお願いいたします。

いつも。ブログを読んで下さって、
ありがとうございます。

チームねこのて応援ボランティアのFです。

今年も、子猫のシーズンがやって来ました。

チームねこのてでも、
子猫の預かりボランティアさんが、活躍中です。

そんな中、今日は、4月に保護をした、
親子猫のお話をしたいと思います。



4月13日

チームねこのてのボランティア仲間Yさんの
ご主人のご友人で、明石在住の方から、


『朝、起きたら、ベランダのダンボール箱の中に、
子猫が5匹いて、臍の緒が、まだついている。』
と、Yさんに連絡が入りました。





母猫らしき猫は、そばにいたそうです。





急いで、M代表は、
おこげとバンの捜索の時にお世話になった、
明石のボランティアさんに連絡をし、
現場まで行ってもらいました。

子猫は、まだ、生まれて、1日か2日。


母子共に保護をして、母猫に育ててもらおうと
言うことになりました。

ところが、ボランティアさんが、
捕獲の準備をしている最中に、

母猫が、白黒の子猫をくわえて行き、
何処かに隠してしまいました。

その直後に、母猫が捕獲器に入りました。

白黒の子猫の為に、母猫を離すべきかどうか。
とても悩んだ結果、断腸の思いで諦めて、

母猫と子猫たちは、Yさんが迎えに行き、


尼崎の自宅に連れて帰り、
母子ともに、ケージに入れました。





その後、Yさん夫妻は、明石に戻り、

ご主人のご友人と共に、
母猫が隠した、子猫の捜索を始めました。

『どうか、見つかりますように!』
祈る思いで、Yさんからの連絡を待ちました。

そして、夜11時前。
『子猫を発見した!』と、連絡が来ました。

場所は、プロパンガスの倉庫。


Yさん夫妻が通ったときには、

子猫は、鳴いていませんでしたが、
ご友人が近づいた時に、
子猫が鳴きだし、気づきました。

しかし、倉庫の中には入れません…




上から覗いて、写真を撮ると、
ガスボンベの間に、白黒の子猫の姿が見えました。




網を差し込んで、四苦八苦の末、
無事に保護が出来ました。






そのまま、車を飛ばして尼崎に戻り、
直ぐに、母猫の所に戻しました。



母猫は、子猫を舐めてあげていました。

その後は、母猫がストレスを感じないように、
カメラを仕掛けて、そっと様子を見ることに
しました。



4月14日

『白黒の子猫が、弱っています。』
YさんからM代表に、連絡が入りました。

急いで、かかりつけの獣医さんに、
かけつけました。

子猫は、預かって頂き、
カテーテルでミルクを
入れてもらうことになりました。


4月15日

獣医さんは、一生懸命、
子猫のお世話をして下さいましたが、
残念ながら、亡くなってしまいました。

その後も、次々と弱っていき、
もう、1匹も亡くなってしまいました。

一生懸命、子猫を育てていた母猫ですが、
その後、育児拒否をしてしまい、
お乳を飲ませようとしないので、

残りの3匹は、
人間の手で育てる事になりました。


母猫は、上手く、子育ては出来なかったけれど、
子猫を一生懸命、舐めてあげていたとのことです。

猫は、人間のように、 
無理に飲ませる事はしません。

ひたすら舐めて、子猫が元気を出して、
自分から、乳首に吸い付くのを促すことしか、
出来ない母猫。

大きく育つのは、
生命力が強い子だけなのだと思います。

一般的に、妊娠中、子育て中に、
どれだけ、栄養が取れるかも、
子猫の命に関わるポイントだと思います。

妊娠中に、しっかりと、ご飯を貰っていた母猫と、
ご飯を貰えず、栄養不良だった母猫とでは、
子猫の健康状態が全然違って来るのです。


どんな理由であれ、
人間にバトンタッチされたら、
愛情を込めて、精一杯、育てるのみです。

3匹の子猫。
すくすく育っています。下矢印





今回、保護した母猫は、
1ヶ月経ったら、避妊手術をして、
人に慣れるようになってから、
里親募集をして行こうと思っています。


美人さんです。






母子猫たちの保護をした、4月13日は、

奇しくも、3年前に、同じ明石市大久保に、
ばんちゃんと、おこげちゃんが、
トライアルに行った日です。

不思議な、ご縁を感じます。

ばんちゃんと、おこげちゃんは、
トライアル先の2階の窓から、
脱走をしてしまいました。

毎日毎日、みんなで、探し回り、

ばんちゃんは、約1週間後に、
おこげちゃんは、
約1ヶ月が経とうとした頃に、

最後は、ペット探偵さんが、
無事に保護して下さいました。

捜索には、本当に沢山の方々が、
協力して下さいました。

その時に、大変、お世話になった、
明石のボランティアさんに、
今回も、お世話になりました。

ありがとうございました❣️




【ご支援をありがとうございます】

みなさま、いつも、応援をして下さって、

ありがとうごさいますおねがい










次回の

『予約優先』ふれあえる譲渡会&

チャリティグッズ販売は、


5月12日(日)です。


※1F物販スペースは、予約不要です。



当日の猫たちの様子で、参加、不参加が
決まります。
お休みする場合もありますので、
ご理解のほど、よろしくお願いします。

【必ずお読み下さい】

猫を家族に迎えていただくにあたり、
ご家族の皆さんに、ご理解して頂きたい、
条件、注意事項があります。
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ふれあえる譲渡会の予約は
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今回も、出店させて頂きます!