レオくん、もーたん、ミミちゃんのお話 | teamねこのて活動日記〜命を繋ぐために〜

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2018年4月に結成した兵庫県伊丹の「team ねこのて」です。保護と譲渡を主にしているボランティアグループです。M代表の自宅シェルターには、現在約80匹の保護猫が暮らしています。日々の活動を報告をしていきたいと思っています。よろしくお願いいたします。


いつも、ブログを読んで下さって
ありがとうございます。

チームねこのて
応援ボランティアのFです。


今日は、
レオくん、もーたん、ミミちゃんのお話を
書きたいと思います。


それは、17年前、M代表が、
今のお家に引っ越しして来た時のこと。

『近所のおばあちゃん家で、
猫の避妊去勢手術をしていなかったので、
子猫が生まれている。』

と聞いたので、M代表が尋ねていくと

そこには、5匹の大人猫と
子猫たちがいました。


その後、子猫たちの譲渡を行い、

大人猫たちは、皆んな、避妊去勢手術をし、
お外に出す恐れもあるので耳カットも行いました。


その大人猫の中の3匹が
レオくん、もーたん、ミミちゃんです。

お孫さんが名前をつけたと聞きました。





それから、16年の時が過ぎたある日のこと。


突然、おばあちゃんがシェルターにやって来て
泣きながら、話し出しました。

『賃貸だった家を取り壊すので、
出ていかないといけなくなり、
今度、住むように言われた家はペット不可なので、
3匹を連れて行くことが出来ない。
どうか猫たちを引き取って欲しい。』と。


おばあちゃんには、娘さんの家族がいるから
大丈夫と聞いていたのですが、

娘婿さんが反対したため、
娘さん家族が引き取るのは、無理だったそうです。


2回に渡り、やって来たおばあちゃん。

気の毒に思ったM代表は、
3匹を引き取ることを決めました。



そして、猫をお迎えに行った時。


もう覚悟を決めたのか、
おばあちゃんの目に、涙はありませんでした。


見送ってくれたおばあちゃんの小さい体が
車のバックミラー越しに見えました。

その姿は、本当に寂しそうでした。



あれから、おばあちゃんからの電話は
一度もありません。


こちらから、電話をかけた方が良いのか、
M代表は、とても迷っていましたが、

あの、お別れの時に、涙も見せずに
頭を下げた姿を思い出すと、

折角、割り切ったのに、猫の事を思い出して
また、悲しい気持ちになるかも知れないと思い、
電話をかけるのを辞めたそうです。






3匹は、健康で本当に良い子です。


おばあちゃんから聞いたのですが

一度も病気をした事がないそうです。


それだけ、健康管理をきちんとやってくれて

いたんだなぁと思うと、

ありがたい気持ちになりました。









3匹は、シェルターで

のんびりと暮らしています。









【応援お願いします!】

現在、療法食(腸内バイオーム)、

ペレットなどの在庫が無くなっております。


老猫や病気の猫たちも多く、

毎月の医療費も必要な状況です。


今後とも、ご支援、ご寄付、

チャリティグッズの購入などでの

応援をよろしくお願い致します。


次回の譲渡会&チャリティグッズ販売は
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