このページは、2020年6月~2025年4月まで

運営していた「まゆみんの元気になる広場」の人気記事を移行したものです。

ブログは2025年4月末で終了しましたが、
多くの方に読まれた記事をこちらに残しています。

 

2023.3掲載

 

会社で行われた「飲酒運転防止強化月間」の研修を受けた際、ある手記を読みました。それは、交通事故を起こして刑務所で罪を償う人々の懺悔を綴った「贖いの日々」という記録です。

この手記には、飲酒運転がどれほど多くの命を奪い、多くの人生を狂わせてきたかが、痛切に記されています。

 

昭和47年の創刊以来、現在で59集を数えていまです。(2024.12現在)

 

  飲酒運転に潜む甘い考え

 

「少ししか飲んでいないから」
「酔っていないから大丈夫」
「家が近いから」

 

こうした自己判断が、取り返しのつかない悲劇を引き起こします。実際、私自身も運転中にヒヤリとする経験をしたことがあります。

 

  飲酒運転が奪うもの

 

お酒は判断能力を鈍らせ、正常な行動ができなくなります。

もし、飲酒運転で人を死なせてしまったら――それは「殺人」です。

被害者やそのご遺族の人生を壊すだけでなく、加害者自身や家族も深い苦しみを背負うことになります。

私が読んだ手記の中には、代行運転のドライバーが飲酒運転に巻き込まれて命を落とした話や、家族の大黒柱を失ったご遺族の悲しみが綴られていました。受刑者たちの後悔の言葉から、取り返しのつかない現実がひしひしと伝わってきます。

 

 

  飲酒運転がもたらす現実

 

今日読んだ手記では、飲酒運転を無くそうと代行運転のドライバーになった方が、飲酒運転に巻き込まれて命を落としたという話や、息子さんが大学に進学したばかりの家庭の大黒柱が命を奪われたという悲劇が書かれていました。

加害者となった受刑者は、「お酒ぐらい…」という甘い考えが、取り返しのつかない悲劇を引き起こしたことを深く反省していました。自分が犯した罪の重さに耐えながら償い続ける姿が、読む者の心に重くのしかかります。

 

 

  他人事ではないからこそ

 

私たちは、この現実を直視しなければなりません。そして、飲酒運転を「絶対にしない・させない」という強い意志を持つべきです。

「贖いの日々」の手記は、交通事故を防ぐための心の戒めとして大いに役立ちます。ぜひ一度手に取ってみてください。そして、飲酒運転の恐ろしさを改めて認識し、大切な命を守りましょう!

 

※昭和47年の創刊以来、現在で59集を数えていまです。(2024.12現在)