こんばんは、ねこあしです(*・∀・*)ノ


本日ご紹介させて頂くのは、韓国のアイススケート界を舞台に、指導者による性暴力を受けたことからおぞましい記憶に苦しむ高校カーリング部のコーチが、旧友の自殺と教え子に迫る危機をきっかけに、かつての指導者を告発すべく立ち上がる様を描いたドラマ「薄氷の告発



アイススケートの元韓国代表選手・ジュヨン(ペク・ジニ)は、高校のカーリング部でコーチをしていた。

ある日、かつてのチームメイトであるユラが自殺したことを知る😱❗
二人は選手時代に協会のコーチだったヒョクスから性的暴行を受けており、当時彼を訴えたジュヨンは世間の好奇の目に曝され、自殺を図ったつらい記憶が蘇る。

そんな中、コーチに復帰したヒョクスの魔の手がジュヨンの教え子に迫っており▪︎▪︎▪︎。

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「ちゃんと警察が捜査してくれていればユラもスジも死なずに済んだ」
えぇっ、お前が言うか、それ???
最後にきて、物凄い責任転嫁(o゚Д゚ノ)ノ

アンタ、警察に「なぜ(ヒョクスを)襲ったんですか?」と聞かれたときさえ黙り込んじゃって答えなかったじゃん。

スジや彼女の母親に何故ヒョクスに近づくなと言うのか聞かれても、「明日の記者会見でわかるから」と理由も言わずに行くなと言うだけだったじゃん。
そりゃあ不審に思われて、反発されるわ。

大体、データを丸ごと記者に渡す時点で、迂闊だとしか思えない。
ヒョクスと通じ、ジュヨンのデータを渡した記者も悪いが、普通こーゆーときって元データは保管しておかない?(私が疑い深いだけ?)

もう一つ、イラっとしたのは、男性の会長でさえ「連続で自殺者が出るなんて、おとなしくしてろと言っただろう」と(それ自体は決して誉められた発言力ではないが)言っているのに、助成金の副会長が「おイタが過ぎるわよ」と、同等の発言とは到底思えない発言をしたことにゾッとした😨

ヒョクスがジュヨンの自宅に押し入ったとき、反撃に出るため、お粗末なナイフスタンドからよりによって果物ナイフを選ぶとは▪︎▪︎▪︎
他にももっと攻撃力のある武器になりそうなものあったろうに、何故敢えて一番弱そうな果物ナイフ▪︎▪︎▪︎🍎(間違って殺さないためだろうか)

韓国のお国事情はわからないが、コンプライアンスの煩い昨今、こんなことしたらエライ騒ぎになりそうですが▪︎▪︎▪︎

そこらへんも含め、全ての違和感をぶっちぎって力技で性被害に遭った女性の苦しみと葛藤とゆー点に繋げようとした荒業作品。

今回評価は、⭐⭐⭐★★の3.3
2024.3.25鑑賞