こんばんは、ねこあしです(*・∀・*)ノ


本日ご紹介させて頂くのは、ダウン症の弟がいる少年が、多感な時期を迎えて困惑する姿を映し出す様を描いたジャコモ・マッツァリオールの小説を原作に描くヒューマンドラマ「弟は僕のヒーロー



弟のジョーが生まれて大喜びする5歳のジャックは、弟は特別な子だと両親から聞かされる。

ジャック(フランチェスコ・ゲギ)はジョー(ロレンツォ・シスト)がスーパーヒーローだと信じていたが、やがて両親の言葉の意味を知った彼は、思春期を迎え、障害がある弟の存在を隠すようになる😱❗

そしてジャックは好きな子の前で、ある嘘をついてしまう。


ちっちゃいときも可愛かったけど、育って高校生になったジャックは▪︎▪︎▪︎


完璧な美少年に成長していた😍(全くもって同じ人類とは思えない)

↓ 何だ、この完成された顔(*゜Q゜*)

友人ヴィノは、ジャックよりも真っ直ぐジョーに向き合っている好青年で、間違ったことはジャックにも厳しく指摘できる稀有な存在。
咄嗟に「弟はいたけど死んだんだ」と言ってしまったジャックに、事実を知る彼は「死んだのか?どうやって?ビルから落ちて?交通事故?」と、冷ややかに言う。

思春期のジャックの周りにジョーのことを知られたくないとゆー葛藤も、わからないでもない。
だから、ジョーのことを誰も知らないようなバスで35分かけて通学する道を(友人ヴィノを巻き添えにして)選んだのだ🏫(日本の感覚でいえば遠くはない)

ジョーがYouTubeを始めたときも、家族のことを知られるわけに行かないと、こっそり投稿動画を消した。
「ネオナチの仕業かも」と、更なる嘘を重ねて。
傷つくジョーに、両親は地元メディアを巻き込み、世論に訴え始める。
耐えきれなくなったジャックは、街頭で訴える両親の傍で遂に自分たちがやったのだと告白してしまう。

真実を知った周囲は、彼から離れていく。
ネオナチへの反応は、欧州では日本と比べ物にならい。

一緒に活動していたバンドメンバーも、公共施設で演奏する以上、一緒にやるわけにはいかないと離れてしまう。

しかし。
一度は彼の嘘に傷ついた家族は、「許してくれる?」と反省の色を見せるジャックに「許すしかないな。家族の義務だ」と、迎え入れる。
本当に、どこまでも暖かく、チャーミングな仲良し家族で、見ていてにこにこしてしまう瞬間が何度もあった👨‍👩‍👧‍👦
何より、ジャックの無邪気な笑顔は彼が幸せに過ごせている証拠だ。

入場者特典は、ヨシタケさんのポストカード「と」▪︎▪︎▪︎


嬉しいヴェンキのチョコレート😆(インゴットミルクチョコレートヘーゼルナッツ)

今回評価は、⭐⭐⭐⭐★の3.5
2024.1.14鑑賞