こんばんは、ねこあしです(*・∀・*)ノ


本日ご紹介させて頂くのは、大災害により荒廃した韓国・ソウルを舞台に、唯一崩落を免れたマンションに集まった生存者たちを描き、極限状況下でマンションの住民代表に選ばれた男が、やがて権力者のように人々を支配し始めるパニックスリラー「コンクリート・ユートピア



世界規模の大災害により壊滅した韓国・ソウル🇰🇷

唯一崩落しなかったマンションには生存者たちが押し寄せ、様々な犯罪が横行する無法地帯となっていた。

危機感を抱いた住民たちは代表を立て、居住者以外を追い出し、住民のためのルールを作って「ユートピア」を築くことにする。

住民代表に選ばれたのは、902号室に住む冴えない男・ヨンタク(イ・ビョンホン)だった。

しかしやがて彼は権力者のように振る舞いだし、その狂気をあらわにしていく😨


期待値あげすぎたかな、思ったよりつまらなかった⤵️


他のマンションが全滅なのに、何故1棟だけ無傷?

しかも地震後、数ヶ月は経っていそうなのに、どこからも救助が来ないって地球規模の災害?

だとしたら、待っていたところで救助は半永久的に来そうにないのに(つまり、あるもので賄うしかない)、パーティーで電気の無駄遣いのどんちゃん騒ぎ🥳

後先考えない行動にも、ほどがある。

尤も、作中でソウルの天気予報について報じているシーンがあるので、少なくともソウル市外は無事であることがわかる(余談ですが、「今日のソウルの気温は-26度▪︎▪︎▪︎」と言っているのを聞いて、韓国ってそんなに気温が下がるのかと驚いて確認したところ、最も気温の下がる1月でも-6度程度でした🥶)


あと、婦人会会長のグメ(キム・ソニョン)も、物資も水も限られている非常事態の中、毎日化粧して(つまり、その度洗顔の水も多く使うということだ)、ダウンも毎日別のものに着替える余裕があったりするのもリアリティない😅


ラストでユートピアの外に出ていったミョンファ(パク・ボヨン)が、外で出会った人びとに住居を世話され、思わず「ただで住んでいんですか?」と尋ねたとき、「なぜ聞くんですか?生きてれば住んでいい」と、実に自然に答える人々の様子が「ユートピア」の殺伐さと対照的だった。


無駄に長いせいか、途中途中トイレに立つ人も多かったです。


今回評価は、⭐⭐⭐★★の3.3

2024.1.7鑑賞