こんばんは、ねこあしです(*・∀・*)ノ


本日ご紹介させて頂くのは、実在のマラソンスイマー、ダイアナ・ナイアドが現役を引退しておよそ30年を経た後、60歳で一念発起し、長年の夢を叶えるため、キューバからフロリダまで約180kmに及ぶ海峡を泳いで横断する冒険に挑む様を描いた実話ベースのヒューマンドラマ「ナイアド その決意は海を越える 」



マラソンスイマーを引退して約30年になるダイアナ・ナイアド(アネット・ベニング)は、スポーツジャーナリストとしてキャリアを築いていたが、60歳にしてこれまで果たせなかった、キューバからフロリダまで、約180kmに及ぶ海峡を泳いで横断するという夢を実現しようと決意する。

激しい海流の中、サメや毒クラゲが生息する危険な海域を防護ケージを使わずに泳ぎ切ることを目標に、ダイアナは親友でコーチのボニー(ジョディ・フォスター)らと共に、4年に及ぶ壮大な挑戦に乗り出す🏊‍♀️

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28歳での失敗から30余年、61歳でのリトライ⤴️
当初、「無理」だと相手にしなかった親友ボニーも、彼女の決意のかたさには折れるしかなかった。
「他人が決めた限界に意味なんてない」
の台詞を聞いた瞬間、カッコ良すぎて痺れたわ❤️
「私ならできる。あんたがいれば」
若干、脅し気味▪︎▪︎▪︎😅(つまり、断わる選択肢はないってことね)

175km(実際に泳ぎきった距離は、177km)、54時間。
90分ごとに、船から栄養補給をして、ひたすら進む。
175kmというと、東京から、前橋、宇都宮、水戸、甲府、富士辺り。


ハコクラゲに刺されたり、アラームが外れてサメが寄ってきてしまう状況に陥ったり、果ては嵐に見舞われたり▪︎▪︎▪︎

何度頓挫しても、諦めない。
「失敗したまま、終わりたくない」
ねこあしの座右の銘は、「諦めなければ、失敗は成功までの過程の一つである」だったりして(この言葉に何度すがってきただろう)

ボランティアで集まったメンバーたちも、2年が経ち、ボニーを始め、家を抵当に入れてまで彼女の夢の実現に寄り添ってきた。
それでも、4度めの失敗の時には(嵐の中、船が浸水しても荒れ狂う海で泳ぎ続けることを主張した彼女にボニーがキレた)
「みんな生活がある」
ごもっとも。

「もう少し頑張ればできたのになんて後悔したくない」
どうしても、諦めきれない思い。

5度めの挑戦。
陸地(の光)が海から見えたとき、チームで思わず抱き合う(それでも、そこから12時間ほどはあったのだが)

歩くのもやっとの様で、浜辺へ足を踏みしめていくナイアド。
64歳にして達成した、彼女の偉業は意義深い👏

見逃した方、11/3からNetflixで配信されます🖥️

今回評価は、⭐⭐⭐⭐★の3.8
2023.10.26鑑賞