こんばんは、ねこあしです(*・∀・*)ノ


本日ご紹介させて頂くのは、息子の宮沢賢治を支えた父・政次郎の姿を描いた門井慶喜の小説を実写化したドラマ「銀河鉄道の父



宮沢政次郎(役所広司)は、待望だった長男・賢治(菅田将暉)の誕生を喜び、彼に家業の質屋を継いでほしいと願っていた。
だが賢治は、農業、人造宝石、宗教などに没頭して政次郎の願いを聞き入れようとしなかった👐


政次郎が家業を顧みない賢治に激高する一方、賢治が物語を書くことを楽しみにしていた妹のトシ(森七菜)が病に倒れ、賢治は「風の又三郎」と題した自作の童話をトシに読み聞かせるが、彼女は亡くなってしまう😢
打ちひしがれる賢治に、政次郎は物語を書き続けるよう促し始めた。


大暴走の、子煩悩親父😅
父の喜助(田中泯)が制するのを振りきってでも、賢治の看病に駆けつけるε=(ノ゚д゚)ノ

賢治が進学したいという夢を政次郎に訴えて出た際に一蹴されたとき、最愛の妹としは食って出る。
「お父さんは、これからを見据えた新しい明治の父親です」
気が強いだけでなく、扱い方を心得てる。
コロコロと父親を、手のひらで転がしているようだ。

喜助の認知症が進んだときも、家族がうろたえる中、迷わず近づいた彼女は「キレイに死ね❗」と、ビンタを食らわす(゜ロ゜;ノ)ノ ← 唖然。
そして、「大丈夫、みんなおじいさんのことが大好きですよ」と抱き締めるのだ。
カッコいい😍
彼女が生きていれば、いっぱしの何かになったのではないだろうか?

でも、賢治の最愛(で、最大の理解者)の妹は結核に倒れる。
としの亡くなったとき、今年初めて泣いたかも。
気づかない内に、ゆとりがなくなっていた自分に気がついた。

賢治の枕元で「雨ニモマケズ」を暗唱する政次郎。
これは、としのとき以上の涙腺決壊😭
もぉぼろっぼろ。゚(゚´Д`゚)゚。
役所広司さん、やっぱりスゴいなぁ(今回みんなキャストさん、良かった👏)
それにしても、「雨ニモマケズ」全編しっかり聞いたことって初めてだったけど▪︎▪︎▪︎
玄米4合って、ずいぶん食うな🍚(実は大食漢だったのか?)

漸く涙が落ち着いてきたところ、銀河鉄道▪︎▪︎▪︎を思わせる夜汽車に座る賢治ととし。
向かいに座る、政次郎。

ラストの政次郎の「まっこと、ありがとがんした
この一言に詰まった色んな思いが込められていて、ラストで再び決壊・゚・(●´Д`●)・゚・
今年の大泣き大賞。

今回評価は、⭐⭐⭐⭐★の3.8 
2023.5.6鑑賞